吉野北人のペットです

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朝7時


重たい体を無理やり起こす



『まったく眠れなかった』



昨日の夜のことを思い出すと顔から火がでそうになるくらい熱くなる



どうしよう顔合わせずらい



吉野さんが起きてくる前にさっさと出よう





制服に着替え顔を洗い朝食を作る



『今日は和食にしよう！』



そう決まると、お味噌汁を作り魚を焼く



お味噌汁は自信あるから吉野さんも喜んでくれるとおもうけど




『うん、我ながら上出来』




二人分の朝食をテーブルに並べ吉野さんのにはラップをかけておく




私は、朝は少しでも寝ていたいタイプのためご飯にあまり時間をかけない



『ごちそうさまでした』



食器を洗い時計をみると8時前を指している




ちょっと早いけど、吉野さんが起きてくる前に出ようと思いカバンを持つと




ガチャ





うそでしょぉ


北人｢おはよ、もうでるの？｣



昨日と同様、寝癖をピョンピョンつけながら寝室からでてきた吉野さん



やっぱりかわいいなぁ





じゃなくて、さっさと出るんだ一ノ瀬A




『はい、行ってまいります』



自分でも実感するくらいの挙動不審ぶり


早歩きで吉野さんの前を通り過ぎようとすると



腕を引っ張られた




『うわぁっ』



反射的に瞑った目を開けると、吉野さんに抱きかかえられており綺麗な顔が目の前にあった





北人｢色気のねぇ声だな｣




『な、にっ、』




北人｢顔真っ赤。昨日のこと思い出しちゃった？｣





ニヤニヤしながら楽しそうな吉野さん



こ、この人悪魔な上に変態だっ、





『ちがいますっ』


北人｢じゃあ思い出すようにもう1回してやろうか？｣


『はっ、』




なに？してほしいの？と言いながら吉野さんの顔がどんどん近づいてくる



こ、これ以上近づかれたら顔面火傷する





『へ、変態悪魔ぁぁあ！！』






と言い吉野さんを突き飛ばして大きな手からすり抜けるとダッシュで家をでた









北人｢ほんっと、おもしろいわ笑｣

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