吉野北人のペットです

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夜10時になりお客さんのピークが少しづつひいてきた頃



店長｢Aちゃんと渚沙ちゃんもうあがっていいぞ！おつかれさん！｣


A・渚沙｢おつかれさまでーす！｣








渚沙｢あぁー今日も働いたわー｣



『なんかこれが毎日じゃなくなるとか実感わかないんですけど』



渚沙｢まぁまぁ自由な時間が増えていいじゃないのー。今からでも色々楽しみなー｣




でっかいあくびをしながら私の1歩先を歩く渚沙


こいつ他人事だと思ってなんも考えてないな



『こっちはあんな悪魔と一緒にいるくらいなら毎日バイトしてた方がいいんです〜。しかも無駄にイケメンだから緊張するし…』



渚沙｢贅沢言わないの。じゃあ気をつけて帰るんだよー｣




渚沙の家はバイト先から近いためあっという間についてしまった


あぁ、ここから1人か


さみしいなぁ




渚沙｢なんか面白いことあったら連絡してねーシロ笑｣





と言った渚沙はさっさと家の中に入ってしまった



こいつ、かんっぜんに楽しんでる





｢荷物取りに行こ…｣



前住んでたアパートに着くと早速カバンに荷物をつめる


もともと服は動いやすい服くらいかしか持ってなかったのでそんな大荷物にはならなかった



『あとなんかあったかなぁ』









…うん。ない。



私ってこんなに物持ってなかったのか



結局カバンの中に入れたのは学校のものと服・下着何着かとスマホの充電器、通帳くらい


まぁ、これ以上荷物持ってっても重いだけだし必要になったら買おう





『帰ろう』





と立ち上がり私はアパートをでた

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