吉野北人のペットです

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壱馬｢てか、なんでいきなり犬なんて飼い始めたん？｣




なんでって、




…なんでだ？



俺はなんで見ず知らずのやつに700万も払ってあいつを助けたんだ？




昨日のことを思い出し疑問だらけになる俺









世話しなくてもよくて、むしろ料理も掃除も洗濯も全部やってくれそうなやつだったからだろ




壱馬｢おーい、ほくとー？｣



壱馬に呼ばれハッとする




北人｢えと、困ってたから｣



壱馬｢だれが？｣



北人｢しゃっき…飼い主さんが？｣




あぶねぇ、借金取りの人とか言うところだった




壱馬｢もらい犬なんだー、写真とかないの？｣


翔平｢あ！俺もみたい！！です！！｣


北人｢無理｣


翔平｢即答！？｣


北人｢写真ない｣





うそだぁーとみんな言うが本当にないのだからしょうがない



翔平｢ペット飼い始めて最初にすることといったら写真撮るしかないでしょ！！｣


なにをそんなに熱くなってるんだと思うくらい大声で叫ぶしょへ





そりゃ本当の犬だったら俺だって写真撮るわ



なんて言えるわけもなく



北人｢……おつかれさまでした｣


翔平｢無視！？｣



ここいにたら何を聞かれるかわからない


早く逃げよう





あいつ、もう帰ったかな







壱馬｢なんか怪しいな｣


慎｢まぁ、プライベートの北人さんが犬の写真撮りまくってたらちょっと引きますけどね｣


壱馬｢そうじゃなくて、慎の言った通り本当に女だったりしてな｣


慎｢まさか笑｣

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