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17*何で私を選んだの ページ17






仕事帰りにそのまま店に行くとユンギさんはやっぱりそこにいた




何で水曜日なのに居るのか、とか


そういうのを聞かれたりはしなかった。


テヒョン絡みだって気づいてるんだと、思う。


だから深入りしてこないし余計なことを言わない。






優しさとは似て非なるそれが


私にとっては心地いいって最近知った。





YG「おまえ、明日どうすんの」

「…ユンギさんの家でシャワー浴びて、そのまま出社します」

YG「ま、いいけど。それでも」

「ユンギさんって平日の朝、起きてます?」

YG「当たり前だろ。言っとくけどお前は自分で起きろよ」






携帯のアラームは絶対に設定しておこう。


この人に期待しちゃダメだ、絶対に。


そう決意してると彼はベッドに


いつものように身体を沈める。


………そういえば、ユンギさんって。





「……何で私を選んだの?」


YG「…一目惚れしたから?」


「…………」





この男に限ってそれは、ない。


ゆるく細くなる瞳に私が映る




いいや、少し困らせてやろう。





「どこに惚れました?」


YG「その赤い唇。」


「は?」


YG「……なんか、そそる」






その低いのに甘い声に


ぞくりと全身が痺れた。




.

18*彼の正体→←16*馬鹿みたい



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作者名:ただのルート | 作成日時:2024年2月28日 23時

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