110.モブだってとことんモブマネ ページ28
、
「「「お世話になりました！」」」
出発前、各校ミーティングを済ませた後に青城側に頭を下げられる現在。
何が気になるって、何故かドヤ顔の木兎さん達。お二人共何かしましたっけ。
「タオル配りや色々マネージャー業務を熟してもらえた分助かりました！」
「特に笑顔がお二方素敵で…」
「矢巾さん…」
金田一くん。お二方、って言っても名指ししてないのに私を憐れむんじゃない。
そして
「「「モブマネージャー山田もお疲れ様です！！！」」」
喧嘩売ってるのかお前らは。
.
「俺は山田の仕事っぷりも笑えたけどな」
「ありがとうございます褒めてますかソレ」
「可愛いマネもお前みたいな屈強なマネも借りれてよかったわ。」
「評価点そこなんですか…」
花巻さんと松川さんにペシッと肩を叩かれる。
ところで屈強なマネって私の事ですよね。そんなに猛威振るってましたっけ。
「まぁ、元気でな」
「「モブマネ。」」
「言われると思いました」
ケラケラ笑いながら踵を返す松川さんらを見送る。
と。
「結局本性は言いませんでしたよ、俺。」
「く、国見くん……」
「優しすぎますよね」
「うん、割と間にSを挟んでたけどね。」
比率的にSの方が多いよ絶対。
そして私の頭は肘置きかな。
「…最後にキスしていいですか。」
「それはダメだ国見くん。」
「赤葦さんセコム凄まじいですからね」
「そこじゃないわ」
確かに凄まじいけどな。
「あと及川さんセコムも発動中だからね？」
「「げ…、」」
「2人揃って何て顔してんの。俺先輩！」
「「知ってますけど。」」
「なんなのこの後輩たち」
及川さんセコムとやらも仕事はするらしく国見くんを見事に退けた。
「Aちゃんもバス、乗ったら？」
「あ、ですね。……私以外梟谷いないし」
「光の速さで選手達は乗ってましたね」
置いてくつもりか。と、思ったけど赤葦がいる限りそれはないから安心だ。
2人に頭を下げて走って向かう
＊
「…あーあ、ちょっと好きだったから残念。」
そんな声は振り切った。
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七桜(プロフ) - どうしよう、票入れたいのに819だから入れにくい・・・！入れたいのに！！ (3月21日 11時) (
レス) @page50 id: 225d8f1490 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - 素敵な作品でした…山田ちゃん、気付いてないだろうけど、この小説では君、ちゃんと主人公だよ…… (2022年1月27日 17時) (レス) @page49 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - 私が言えることはただ一つ。この作品クオリティやばい。 (2020年1月12日 22時) (レス) id: f0059e6ce4 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン - ヤバイです赤葦さんがヤバイですマジでヤバイですヤバイしか出てきませんヤバイですマジで凄いヤバイ萌えますマジ神作です赤葦さんの話、もっと作ってくれないでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 4e49721770 (このIDを非表示/違反報告)
蒼音イオ(プロフ) - 全部読み返してたら遅くなっちゃった() この作品に出会って諦めかけてた小説を書く気力をもらいました るとちゃんに感謝!!遅くなったけど完結おめでとう!! (2019年8月13日 9時) (レス) id: 0a2747c984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2019年6月21日 18時
