岩ちゃんの彼女やめなよ **

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「ねぇ今日の俺どうだった？」







(しまったー…)










帰路に着きながらの会話にそう思った。








及川先輩全く見てなかった。


終始岩泉さんガン見してた。
















「す、素敵でした、よ？」



「どの辺が？」



「……その辺が。」














隣で「それって何処」って笑う及川先輩。



ツボに入ったようで命拾いした。



















「そう言えばごめんね、ギャラリーにいるAちゃんに気付かなくて」



「いやいや。大丈夫ですよ！」



「Aちゃんは優しいね」















クスクス笑って意地悪く隣の私を見る。











「そーいう所、結構好きかな」
















悪戯っぽい笑顔も嫌味なく爽やか。




まぁ、アレです。以前の私なら間違い無くぶっ倒れている位には破壊力が健在。



















「あ、ありがとうございます」

















この顔で何人の女子を落としたんだか。

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