岩ちゃんの彼女やめなよ **

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な、何故こんな事に……











「今日一緒にラーメン食いに行く椎倉Aってヤツです。こいつもよろしくお願いしまーす」




「よ、よろしくお願いしまーす…」














校門前で巨漢に囲まれる私は何をしてる。







珍道中って矢巾あたりと適当な人数で行くのかなって思ってたけどバレー部総出ですか！







1人場違いな女が居るんですけど！
















「Aちゃんも一緒に行くんだ？」



「及川先輩……」



「及川の知り合い？」



「ちょっとね。あ、Aちゃん。まっつん」
















まっつんって。私がまっつんって呼ぶの明らかに可笑しいんですが。




紹介は相手に分かりやすくお願いします。















「まっつ……？」



「松川一静。よろしくな」



「よろしくお願いします！松川さん！」



「中々元気有り余ってるな。こいつ」













ババッ、と頭を下げる。




名乗ってくれるなんて親切な松川さん。


















「マッキーも岩ちゃんも分かるよね」



「おー」




「あぁ。兎に角行くぞ。邪魔になる」






















私と視線を合わせる事なく歩き出す岩泉さんを筆頭に移動。





緊張で食欲なんて無くなってる。

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