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マレウスは
『ありがとう､マレウスくん』
ﾏﾚｳｽ｢それより怪我は?火傷とかはないか?｣
『大丈夫ですよ』
マレウスと話していると､周りの生徒達がざわついた｡
茨の谷の次期王と親しげに話す姿を驚きと物珍しく見ていた｡
その中でも最も驚きを見せたのは先程までにクロウリーに説教されていたヒメであった｡
ﾋﾒ(どう言う事よ!?マレウスとあんなに親しげに……!?
Aの存在事態が恨めしく思い､ついつい睨んでしまった｡
ﾏﾚｳｽ｢怪我がないのであれば良かった｣
『ご心配をお掛けしました』
ﾏﾚｳｽ｢所で､それは僕の式典服だね?｣
『えぇ｡昨日お借りしたローブを綺麗にして今日返そうと思ったのに､止める為とはいえまだ汚してしまって……』
ﾏﾚｳｽ｢いや､僕の式典服のお蔭で君を護れたのなら……｣
『……また綺麗にしてお返しします』
ﾏﾚｳｽ｢いや｣
着ていた式典服がパッと消えた｡
ﾏﾚｳｽ｢近々､クリーニングに出す予定だ｡その必要はない｣
『では､せめてクリーニング代でも……あっ､でも通貨が違うのかも』
ﾏﾚｳｽ｢此処ではマドルと呼ばれているが､そっちの世界では何と呼んでいる?｣
『…………』
彼女は少し考えた後､マレウスに耳を傾けて貰うように手招きした｡
彼は腰を曲げて､彼自身の長い耳が彼女に届く程近付けた｡
『エメラルドです』
ﾏﾚｳｽ｢……間違いでなければ､鮮やかな緑色の?｣
『宝石のエメラルドです』
それを聞いたマレウスは曲げた腰を正して､考える素振りを見せた｡
ﾏﾚｳｽ｢Aは物作りが得意であったな?｣
『はい』
ﾏﾚｳｽ｢アクセサリーも得意か?｣
『はい､得意です』
ﾏﾚｳｽ｢なら､それを使ったアクセサリーを1つ作ってくれないか?デザインはまた次の機会に｣
『分かりました』
2人で内緒話をして笑い合っている姿は誰が見てもとても親しげに思えた｡
その姿にヒメは､
.
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
