0-30 生意気メイツ! ページ32
ﾋﾒ(掃除サボって待っても来ないと思ったら､この女が横取りしたからね!?)
ヒメはエースとAの間に割り込んで来た｡
ﾋﾒ(さぁ､これで原作通りに……)
ｴｰｽ｢お前は､昨日闇の鏡に呼ばれたのに魔法が使えない奴か｡で､結局入学出来ずに雑用係になった訳?だっせー｣
『エースくん』
ﾋﾒ｢ひ､酷ぉ〜い､そんな言い方するなんてぇ〜……｣
ｴｰｽ｢しかも『グレート・セブン』も知らないなんてどんだけ世間知らずなんだよ｡ナイトレイブンカレッジに来る前に幼稚園からやり直すのをオススメするわ｣
ﾋﾒ｢っ……｣
ﾋﾒ(どういう事!?石像の説明を飛ばして､行き成りこんなっ……!?)
エースの言葉にヒメは涙を必死に堪えるフリをするつもりだったが､実際に言われて本当に涙が溢れていった｡
ヒメ自身展開が分かっていたとはいえ､真正面から言葉をぶつけられたら耐えられるものではない｡
『エースくん』
ｴｰｽ｢何スか､A?オレを叱るの?｣
『いいえ､エースくん｡今からこの子とちょっとした勝負をして欲しいの』
ｴｰｽ｢はぁ?｣
ﾋﾒ｢ぇ……?｣
『あぁ､ご安心を､魔法ではありません｡とある文字を読んで欲しいのです』
ｴｰｽ｢えっ?それだけ?｣
『はい､それだけです』
ｴｰｽ｢そんなん幼稚園でも出来るし!｣
『では､10問出しますので読んで下さい』
そう言って､Aはインベントリからノートとペンを取り出して文字を書き､それを2人に見せた｡
ﾋﾒ｢えっ?｣
ｴｰｽ｢……はぁ!?｣
其処には『わたしはないとれいぶんかれっじのしんにゅうせいです』と平仮名が書かれていた｡
そう､『平仮名』である｡
『はい､読んで下さい』
ｴｰｽ｢いやいや､こんなん読める訳……!!｣
ﾋﾒ｢わ､わたしは……なぃとれぃぶん､かれっじの……しんにゅぅせぃ､です｣
ｴｰｽ｢……は?｣
『はい､正解です』
ｴｰｽ｢えっ!?｣
涙でしゃくりあげるヒメがその文字を読めた事にエースは驚きを隠せなかった｡
『はい､続いての問題です』
2問目､3問目と文字が書かれては､ヒメだけが朗読する形となった｡
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
