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??｢あっ!｣
『んっ?』
??｢昨夜の火事にいた人ッスよね?｣
『えぇ』
??｢やっぱり!ナイトレイブンカレッジの関係者ッスか?｣
『まぁ､一応そんな感じ……』
??｢火事の後､急に居なくなったからお礼言いそびれて……｡あの時は本当にありがとうございます｣
『いいえ､ご無事で何よりです』
??｢それよりこのハートの女王の石像が気になるのか?｣
｢えぇ､少し……｣
??｢昔､薔薇の迷宮に済んでた女王｡規則を重んじる厳格な人格で､トランプ兵の進行も薔薇の花の色も一切乱れを許さない｡マッドな奴等ばっかりの国なのに誰も彼女には絶対服従｡なんでかって?規則違反は即打ち首だったから!｣
『……』
??｢クールだろ?オレは好き｡だって､優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ?｣
『……でもそれって､誰もその女王を正しい方向へ導けなかったって事でしょう?』
??｢えっ?｣
『権力を振り
ぼんやりとそんな事を話すと､ハートの模様の化粧をした少年が驚いた顔をしていた｡
『ごめんなさい､不愉快にさせてしまいましたね』
??｢あ､いや……そう聞くとハートの女王って孤独だったのかな?｣
『それは本人でないと分からないし､その事すら気付いていなかったのかもしれない』
??｢そっか〜｣
ガクッと項垂れ､此方へと向き直った｡
ｴｰｽ｢オレはエース・トラッポラ｡ピカピカの1年生｡どーぞヨロシク♪｣
『宜しく､トラッポラくん｡私はA』
ｴｰｽ｢A……変わった響きだな｣
『フフッ､やっぱり珍しいのね』
ｴｰｽ｢おぅ､でもいい名前だな｣
『ありがとう､トラッポラくん』
ｴｰｽ｢エースでいいよ｡オレより年上だからAさんって呼んだ方がいいのかな?｣
『呼ぶのが難しいなら呼び捨てで構いませんよ』
ｴｰｽ｢じゃあAって呼ぶ!｣
『分かったよ､エースくん』
ﾋﾒ｢あのぉ〜｣
ハートの模様の化粧をした少年─エース・トラッポラとの会話に猫なで声が乱入してきた｡
ﾋﾒ｢アタシにもぉ〜､この石像の事を教えてぇ〜｣
其処にいたのは灰色のジャージを着たヒメが箒を持って内股をし､上目遣いをしてお願いしてきた｡
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
