0-28 遭遇パーソン! ページ30
ｸﾙｰｳｪﾙ｢騒がしくてすまないな､Lady｣
『いえ､突然来てしまって申し訳ありません』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢……所で､Ladyも異世界から来たんだったな?｣
『はい､何故かこの鏡と繋がってしまったみたいで……』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢…………昨夜のポーション､あれはLadyの世界の物か?｣
『はい､耐火ポーションと治癒ポーションです』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢材料は何を使っている?｣
『ポーションに興味がおありなのですか?』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢魔法薬学の教師だからな……｣
『あぁ､成程……｡申し訳ありませんが､まだ会議をしておりませんので此方の世界の話は出来ないのです』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢……それもそうか､残念だな｣
『私も此方の世界のポーションに凄く興味があるのですが､まだ信用する事は出来ません……』
ｸﾙｰｳｪﾙ｢素直に信用していないと本心を言うとは……｣
『気付いておいででしょう?なら､隠す必要もありません』
式典服を抱え直して､教師達の脇をすり抜ける｡
『では､私はお先に失礼します』
扉の前で1度頭を下げて､彼女は学長室を後にした｡
廊下に出て､校内を見渡した｡
(さてと……)
Aはインベントリから白紙の地図を出した｡
その白紙の地図を開くと､まるでインクが滲み出て来るようにナイトレイブンカレッジの見取り図が瞬時に現れた｡
(うん､階段はあっちか……)
地図から階段の場所を見付けて､階を降りては白紙の地図を広げ､また階を降りては白紙の地図を広げを繰り返した｡
そして1階に辿り着くと､また別の白紙の地図を取り出して､1階の見取り図を現した｡
(此処から多くの人が入ってくるから､此処が出入口ね……)
地図上に白い米粒のようなものがスススッと動いており､昨晩の正面玄関を見付けた｡
(早くマレウスくんに返さないと……)
正面玄関まで小走りをして向かい､すれ違う生徒に会釈をした｡
外の階段を降りると､昨晩のメインストリートに辿り着いた｡
(昨日は暗くてよく見えなかったけど､こんな立派な石像が建っていたのね……)
1番近くの石像を見上げていると､声を掛けられた｡
??｢ハートの女王が気になるのか?｣
その声によって振り替えると､少し跳ねたテラコッタの髪に､チェリーレッドの瞳､左目尻に大きな赤いハートの模様の化粧をした少年がいた｡
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
