0-27 ページ29
クロウリーと別れて､自分の世界に戻ったA｡
彼女は直ぐにチャット画面を開いて今回の事を書いて知り合いへ送った｡
(詳しい話は明日にしよう……)
マレウスから借りた式典服を脱ぎ､洗濯を始める｡
成る可く傷ませないように洗ってシワを作らないように乾かす｡
(そろそろ寝ないと……)
少し欠伸をしてAはベッドのある部屋へ行き､其処で少し着替えてからベッドに身を沈めた｡
─
翌朝､何時も通りに目を覚まして朝食の準備をする｡
簡単なサンドイッチを作り､それを食べながら昨日のチャットを確認すると､返事があった｡
その殆どが｢次は/今度は自分が行きます｣と言った内容が大半であった｡
(ぶれないな〜……)
彼等の好奇心に思わず感心して笑ってしまった｡
(取り敢えず､今後の事はマレウス君にこれを届けてから話し合う事にしましょう……)
Aはチャットに[用事を済ませたらその事について会議をします]と送った｡
マレウスの式典服を持って鏡を通った｡
─
『えっ?』
ｸﾛｳﾘｰ｢おやAさん､お早いお越しで｣
再びこの世界に足を踏み入れると､あの時とは場所が違っていた｡
其処はまるで学長室のような広い部屋に大きなデスクがあり､その席にクロウリーがいた｡
彼だけでなく､彼のデスクを挟んだ先に4人の男性が驚いたように此方を見ていた｡
『えっと……失礼しました』
ｸﾛｳﾘｰ｢あぁ､Aさん待って下さい｣
そんな彼等を気にせず､クロウリーはAを引き留めた｡
ｸﾛｳﾘｰ｢Aさん､もう返事が決まったのですか?｣
『まだ会議すらしていません』
ｸﾛｳﾘｰ｢えっ?では本日はこんな早くに何を?｣
『マレウス君から借りたこのローブを返そうと思って……』
??｢学園長が言っていた事は本当だったのか｣
ｸﾛｳﾘｰ｢ちょっ!?酷いですよ､トレイン先生!!｣
??｢正直､俺も信じていなかった｣
ｸﾛｳﾘｰ｢バルガス先生まで!?｣
教師達の話し合いに置いていかれ､呆然としたAにモノクロのコートを纏った男─デイヴィス・クルーウェルが話し掛けてきた｡
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 415人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
