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ｸﾛｳﾘｰ｢いや〜､私の時とは酷い変わりようでしたね〜……｣
『あぁ､やっぱりですか』
ｸﾛｳﾘｰ｢何なのですか､あの態度は?初対面の方が何で毒を盛る必要があるのです?｣
『所々､話が噛み合っていなかった気もしましたが､あの娘の早とちりや思い込みの激しさ､そしてあのポジティブ思考は､所謂｢勘違い女｣でしょう』
ｸﾛｳﾘｰ｢何て迷惑な娘が来てしまったのでしょう……｡生徒として迎え入れると絶対問題を起こしますし､だからと言って魔法が使えない少女をこの学園から追い出す訳にも……｣
『追い出す方向だと､恐らく私がそう仕向けたとあの娘は早とちりしそうですね』
ｸﾛｳﾘｰ｢はぁ､仕方がありません｡彼女が元の世界に帰れる方法が見付かるまでは学内整備等の雑用をしてもらいましょう｣
『宜しいのですか?見ていた通り､彼女は自分がこれから住むであろう寮の掃除すらしていませんでしたよ?』
ｸﾛｳﾘｰ｢もし､不満があればあのモンスター同様に放り出すと言います｡幾ら勘違い女でも行く宛がないのですから従うでしょう｣
『それで自分の今の状況の危うさが分かれば宜しいのですが……』
ｸﾛｳﾘｰ｢それと､私は貴女に信頼も信用もしていない事も伝わればいいのですがね……｣
最後の階段を上って､扉近くまで辿り着くと直ぐに式典服に着いた雨水を払い落とした｡
そして城内へ入って鏡の間まで進む｡
ｸﾛｳﾘｰ｢……Aさん､明日は何か予定はおありでしょうか?｣
『予定ですか?これと言って大きな予定はありませんね』
ｸﾛｳﾘｰ｢では､すみませんが明日も来て頂けませんかね?｣
突然の事に思考が停止しかけてしまった｡
『…………あの､どうして無関係の私をまたこの世界へ来させようとするのですか?』
ｸﾛｳﾘｰ｢実は入学式騒動から私の教育者のカンが言っているんですねぇ｡Aさん達には調教師や猛獣使い的な素質があるのではないか､と｣
『私だけでなくクロノアさん達もですか?』
ｸﾛｳﾘｰ｢はい､如何ですか?｣
クロウリーに言われてAは考える素振りを見せた｡
『…………皆と話し合ってからで宜しいでしょうか?私1人の判断で決める訳には……』
ｸﾛｳﾘｰ｢……そうですね｡いい返事を期待していますね｣
話しているうちに鏡の間に辿り着いていた｡
ｸﾛｳﾘｰ｢では､お休みなさいAさん｣
『お休みなさい』
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
