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ｾﾍﾞｸ｢……?｣
『どうかしたの?』
ｾﾍﾞｸ｢いや……こんなに飲み易いポーションに驚いて……｣
(あっちの世界では不味いポーションなのか?)
ｾﾍﾞｸ｢世話になった｣
ﾋﾟｸﾄ｢何とか帰ってくれましたね｣
『えぇ､あのまま家の外に走ったら確実に迷子になる所だったよ……』
ﾄﾓ｢大分､発展しているからね｣
ｳﾂ｢ヤベェ､俺地図見ても迷子になる自信あるわ……｣
鬱先生の言葉に納得するように笑い声が響くと､
ｾﾍﾞｸ｢A殿!!｣
鏡からあの少年がまた来たのだ｡
余程慌てて入り直したのか､被っていたフードが外れ､オールバックのミストグリーンの髪を揺らしていた｡
『えっと､ジグボルトくん?どうして此方に戻ってきたの?』
ｾﾍﾞｸ｢すまない､実は頼みたい事が……ポーションを分けて欲しい!!｣
『えっ?耐火ポーション?』
ｾﾍﾞｸ｢うむっ!実は学園に戻ってみたら､数十名の者が火傷を負っていて……!!｣
『……』
ｾﾍﾞｸ｢頼むっ!｣
ローブの少年─セベク・ジグボルトは此方に頭を下げた｡
『……怪我を負っているなら耐火ポーションだけでなく､回復のポーションも必要ですね』
ｾﾍﾞｸ｢!｣
その言葉に､彼は下げた頭を上げて頷いた｡
『分かりました｡あるだけのポーションを用意します』
Aはポーションが貯蔵されている部屋へ向かい､あるだけのポーションをかき集めてインベントリへと収納した｡
『用意出来ました｡此方に全て入ってます』
そう言ってシュルカーボックスをインベントリから出した｡
『説明したいのですが､そんなに時間がありませんね』
ｾﾍﾞｸ｢こうしている間にも､新たな怪我人が増えるかもしれん!!｣
『では､私も向かいましょう｡そうすれば説明はいりませんね』
ｾﾍﾞｸ｢来てくれるのか……?｣
『その方が早いでしょ?』
ｾﾍﾞｸ｢……すまぬ｣
『謝らないで』
セベクを慰め､鏡の向こうへ進もうとした時だった｡
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ｢待て､A｣
グルッペンが止めた｡
.
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
