7話-ジンのお気に入り- ページ7
「おいA、いくぞ」
「おいA、稽古をつけてやる。」
「おいA……」
どうも、現在ジンに色々関わられていて正直心の底で黙ってくれないかなとも思っていますAです。
「随分気に入られたようね。ロゼ」
ベルモットはそう言うがやめて欲しいものだ。
というか昔はそう言う関係だったのに嫉妬はしないのだろうか?
思い切って聞いて見たが
「貴女位可愛らしいと何故かそんな事どうでもいいように思えて来るからね」
そう言って頭をポンポンされる。
そう言う関係って意外と薄ペラい。
「あら、貴女もバーボンとそう言う関係だと思っていたんだけど…違う?」
「はぁっ!?あ、ゴホン。違いますよ!断じてそう言う関係では!」
必死に答えると可愛いと返って来て複雑な気持ちになる。
ベルモットはそれでいいのだろうか?
「いいのよ、若い貴女が目一杯楽しみなさい」
そう言って行ってしまった。そして入れ替わりのようにジンが来た。
「なあ、この銃だが…」
それを見て私は顔をこわばらせる。あの時の銃だったのだ。
いくらお気に入りだろうがこの人は邪魔なやつは全員殺すのだろう。
そんなに悲しいジンを見て余計強張らせた。
「気付いたか?これはあの時のだ。その…悪かったな」
「普段慈悲をかけないあなたが、珍しい事もあるものだ」
そう嫌味のように言うが本当は何故あなたがここにいるのかが知りたかった。
なにもかも終わりになる時に聞こうと思った。
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箱折り(プロフ) - 夜大好き!さん» わかりました!読んでくれてありがとうございます!ナイトメア後にそういう関係にするつもりです!お楽しみに! (2017年8月14日 7時) (レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き! - すごく面白いです!でも早くそういう関係になってほしい!!更新、楽しみにしてます! (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:箱折り | 作成日時:2017年5月22日 18時