41話とお知らせ ページ42
「あれ、仕事終わって暇なのか？」
風呂から上がった零さんが髪をタオルで拭きながらやってくる。
「はい」
「じゃあ、先に布団敷いてくれるか？おれも寝る仕度するから。」
そう言われた私は二人分の布団を敷き、枕をバフバフする。
すると零さんがやってきて何してるんだと言われる
「枕もっと柔らかいのが好きなんですよ……あと頭が埋まる位柔らかくても寝れますよ私。」
「うん。俺はなんの情報を聞かされているのだろうか…」
そういいながら布団に入ろうとする零さん。
「ぶっ」
私が枕を投げると零さんの顔にぼすっと当たる。
「ほー、いい度胸じゃないか…」
「零さん？…顔が怖いっす…」
問答無用！そういいながら腕を引っ張られて布団に引きずりこまれる。
「わわっ！零さんの体冷たい！」
「だろ？寒いしお前暴れるから抱き締めておく。」
そう言ってぎゅーっと言う感じで抱き締められるが、ぎゅーっよりぎりぎり…の方が良いかもしれない。それほど力が強いんですね！
「すまん！苦しかったか！」
「だいじょぶ…で…す………」
「しっかりしろー！」
こうして、一日目は終わった。
「ん…」
朝目が覚める。
さてと、今日は昼に帰るから仕度しなければ…零さんを起こすと少し唸ってから目を擦って起きた。
「おはよう、A。ここは…そうか旅館…」
「おはようございます零さん。蘭ちゃん達と合流して帰りますので仕度してくださいね」
こう言う会話をして居ると夫婦みたい…だなんて思ってしまう。
そんなことは置いておいて蘭ちゃん達と合流した。
「おはようございます。」
「おはようございます蘭ちゃん。あと皆も」
そう言うと元太くんが俺たちはついでかー！？と元気に挨拶をする。挨拶…ではないか
「ごめんごめん、そう言うわけでは無くって」
「分かってますよ！お姉さん優しいので」
「あっ、光彦が口説いてるぞ！？」
「ガキンチョの癖に生意気よー？あんた達にAさんは十年早いわ！」
気に入られたものだな、と思いつつも十年経ったら完全におばさんである。36ぐらいかな。
「まあまあ、皆、バスがきたので帰りましょう」
安室さんが機転をきかせてくれて皆バスに乗り帰った。
こうして、一泊二日の一部を除いては平和な旅行は幕を閉じた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
キリが悪い所ですが続編になります。
続編は少ししたら作りたいと思ってますが…
皆様ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました！続編でもよろしくお願いします
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箱折り(プロフ) - 夜大好き！さん» わかりました！読んでくれてありがとうございます！ナイトメア後にそういう関係にするつもりです！お楽しみに！ (2017年8月14日 7時) (
レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き！ - すごく面白いです！でも早くそういう関係になってほしい！！更新、楽しみにしてます！ (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：箱折り | 作成日時：2017年5月22日 18時
