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28話-悪夢の始まりと疑いの目- ページ28

正体が赤井さんにばれてしばらく。
ある日私達潜入操作をしている三人は組織に呼び出された。
やはり昔から疑われるような行動をとるのはまずかったのだった。人を助けた結果がこれか・・・
そうは思うが助けたことに後悔はしない。
おかげでシェリーからの仲間意識を得られたのだから・・・

しかしそんなことは裏腹に鈍い銃声が聞こえたと思うとキールの肩から血が出た。

「ほら、どうした。続けろよキール」

どうやらジンが撃ったらしい。
そして60秒以内に相手がノックだと言わなければどうやらやられる。
仮に言ってもそれはそれで怪しいし・・・

「9・・8・・7・・」

ウォッカのカウントダウンがあと少しで終わる。
ジンが言った最後のゼロが聞こえたとき私と安室さんは目を見開いた。
しかしカウントダウンと気付いたときには遅い、拳銃は私に向けられていた。

「まずはお前からだ、ロゼ。」

そう言われ覚悟を決める・・・が、一向に痛みはこない。
がしゃんと音がして照明は崩れ落ちる。
ジンたちが慌てているその間、私と降谷さんは手錠をはずして逃げた。
いや、正確には隠れたと言っていいだろう。


あの後私と降谷さんは公衆電話で風見さんにキュラソーを観覧車に乗せるように言った。
どこで組織が目を光らせているか解らないためここは風見さんとは別行動だろう・・・

「よし、話はついた。あとは潜入するぞ、あの観覧車に。」

そういって降谷さんは観覧車を指差す。
でも、どうやって・・・

そんな私の意図がわかったのか降谷さんはクスリと笑って変装さ。とどこからお借りした(奪った)のか解らないスタッフさんの服を差し出してきた。
私たちは動きやすい服の上からそれをすばやく着てスタッフのみが通れる観覧車内部に入った。

「よし、Aは不審なものを見かけたら知らせてくれ。俺はここにいるやつに用があるんでね」

そういって上へ上へと上っていく降谷さん。
私はそんな降谷さんに聞こえ無いよう小声で

「絶対、死なないでくださいよ・・私の___」

「お姉さん?なんで・・あ、公安の人か。」

後ろから声がする。コナン君だ
今の呟きを聞いていたのだろうか、知らないふりをしているのかどちらとも言いがたいようだ。

「それよりお姉さん聞いて。爆弾がある。きっとやつらは観覧車ごとキュラソーを消すつもりなんだ。」

「なんだって!?それはいけない。」

29話-観覧車-→←27話-なぜ、貴方は___−



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設定タグ:安室透 , 名探偵コナン , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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箱折り(プロフ) - 夜大好き!さん» わかりました!読んでくれてありがとうございます!ナイトメア後にそういう関係にするつもりです!お楽しみに! (2017年8月14日 7時) (レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き! - すごく面白いです!でも早くそういう関係になってほしい!!更新、楽しみにしてます! (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:箱折り | 作成日時:2017年5月22日 18時

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