検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:56,381 hit

27話-なぜ、貴方は___− ページ27

「なぜ僕のような怪しい人間を入れたんです?普通入れないでしょう。」

その言葉に沖矢さんは随分とはなし好きな宅配業者だと思ったと言っている。
それを聞いた降谷さんの顔は苦笑いだった。


「あーちかれたー」

ここからは謎のネタバラシ・・・優作さん的に今も頑張っている有紀子さんを讃えたいそうだ。

「じゃあ、ネタバラシも終わったので後は・・・コナン君、いや工藤君。説明よろしく」

「なんだ新一ばれたのか」

そう言うとコナン君は忘れていたと言うように顔に手を当てる。
どうやら我々の組織のアポトキシンを組織の取引を目撃したときに飲まされてしまい体が小さくなったらしい。

「なるほど、シェリーと同じなんだね。大丈夫心配しないで。シェリーの情報は漏らさないよ。命がけで助けた意味なくなっちゃうからね。」

そう言うとよく疑われなかったねと言われる。そうだ。

「ごめんコナン君降谷さんにこの後赤井さんの結果を聞きに行くと言う演技をしてこないと!!」

そう言い私は工藤低を後にした。



「降谷さん!!」

待ち合わせにしていた私の家。と言っても公安だからばれてもいいほうの家。
ドアの前にはくたくたになったような降谷さんがいた。

「ああ、A。遅い。」

機嫌がいいのか悪いのか、多分赤井さんに正体がばれてテンションが低いのだろう。
私は外じゃあれなんでと中に招く。

「で、どうでしたか?赤井さんの件」

「さんなんて要らない、あんなの・・・」

こりゃあ大分ショックだったようだな・・・
いつもの爽やかオーラをまとっているような降谷さんはいない。
私のこともばれたとか何とかで申し訳なさからもあるみたいだ。

「まあまあ、明日はポアロのバイトなんですし。そんな顔してたら女の子に引かれちゃいますよ?」

そういうといきなり

「もしお前に好かれたいと言ったら・・・どうする?」

誰がと問うと俺がと返される。遠まわしに告白じゃ・・・
うーん・・・そんなこと思ってたんだな・・・

「えーと待ってください」

「振られたあ・・・」

振ってはいないが・・・
よく見ると降谷さんの頬はほんのり赤かった。
おそらく、お酒で。

「お酒飲んでたんだ・・・ほら、明日バイトなんですから早く寝てください。」

そうベッドに促すとおとなしく寝た。
ドアをバタリと閉める。
もし、さっきの言葉が本当ならば・・・

私の顔は、今までに無いくらい真っ赤だった。

28話-悪夢の始まりと疑いの目-→←26話‐ひやひや‐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
設定タグ:安室透 , 名探偵コナン , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

箱折り(プロフ) - 夜大好き!さん» わかりました!読んでくれてありがとうございます!ナイトメア後にそういう関係にするつもりです!お楽しみに! (2017年8月14日 7時) (レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き! - すごく面白いです!でも早くそういう関係になってほしい!!更新、楽しみにしてます! (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:箱折り | 作成日時:2017年5月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。