26話‐ひやひや‐ ページ26
「こんばんわ、はじめまして。安室透です。でも、はじめましてじゃありませんよね？」
そう言って降谷さんが丁度私の視界から沖矢さんに隠れドアの端に見える。
同時に部屋に緊張が走る。
降谷さん基安室さんは一人でお邪魔するらしい。
外には見慣れた公安の者もいる。
「コナン君、来たよ」
そう言いながら私は1階の部屋内と今日の内に降谷さんに無断で仕掛けた盗聴器から聞こえる声を聞く。
「ミステリーはお好きですか？」
はじめに聞こえてきたのは降谷さんの声だった。
その質問に沖矢さん・・・に変装した工藤優作さんはまあ・・・と返す。
優作さん自らミステリー小説を手がけているため好きを通り越しているだろうが・・・
「まずはその話から・・・まあ単純な死体すり替えトリックですけどね・・・」
推理によると男は死んだと見せかけ楠田と言う男の遺体とすり替わった。
ニット帽に血糊を入れておき監視役の男の目を眩ましたあとグルだった頭を打ち抜いた張本人の車で逃げる。
其処まで聞いて私はやはりジンは人によく騙される人だと思った。
詐欺とかに引っかかりそうである意味心配だが・・・
そんな私のどうでもいい心配を遮るように聞こえた
「まさか此処まで、読んでいたとはな・・・この計画を企てた少年を賞賛する言葉だったんですよ・・・」
なるほど、それがこの子だったんだ・・・
私はコナン君のほうをじっと見つめる。普段無邪気でも頭は冴える、やはりこの子は
「どうしたの？」
「なんでも、あ・・それより君の父さんピンチだ」
「え・・・お姉さん・・・？」
唯の勘じゃない。この子はやはりあの子似ている。いや、この子があの工藤新一君だという確信があった。
「変装？赤井修一？さっきから何の話です？」
コナン君の口から出ているのは沖矢昴の声。おそらく変声器は蝶ネクタイだろう。
マスクはどうにかできた。
もちろん降谷さんがハイネックを捲っても変声器はない。
降谷さんはなぜだと言うように驚いている。
そんなとき降谷さんの携帯がなっている。どうやら相手は公安の人
「あ、赤井が！？」
作戦は成功だろう、沖矢さんの赤井さん疑惑は晴れただろう。
丁度そのころテレビではマカデミー賞で工藤優作さんがスピーチをするところだ。
どうやら今降谷さんは赤井さんと話しているらしいが正体がばれて悔しいながらも撤退命令を出していた。
しばらくして、赤井さんと電話を終えた後、帰る前に降谷さんは尋ねた。
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箱折り(プロフ) - 夜大好き！さん» わかりました！読んでくれてありがとうございます！ナイトメア後にそういう関係にするつもりです！お楽しみに！ (2017年8月14日 7時) (
レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き！ - すごく面白いです！でも早くそういう関係になってほしい！！更新、楽しみにしてます！ (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：箱折り | 作成日時：2017年5月22日 18時
