13話-博士の発明品- ページ13
ガタンゴトンと列車は揺れる。(このような擬音だったかはさておき)
子供達は窓の外を見てはしゃいでいる。
元気だな、とおもいながら博士と会話していた。
「博士はどんな発明をしているのですか?」
「わしか?ワシは世界を脅かす様な素晴らしい発明を…」
そこまで行った時に元太くんのガラクタばっかだけどな!と言うツッコミが入る。
またもや博士はしょんぼりしていた。
「あ、博士この前頼んでおいた奴って…」
後ろからコナン君が博士に声を掛ける。
コナン君の言葉に博士はそうじゃったなと言い何かをポケットから出した。
「ほれ、Aくん。君にやろう。」
そう言って博士が取り出したのは赤いガラス玉の様なものが付いたストラップの様なものだった。
「ストラップ…ですか?有難うございます。」
「いや、ただのストラップではないぞ。その名も『ストラップ型DBバッジじゃ』どうだ、凄いだろう」
すごいも何も名前がそのまんまだが…心の中でそうつぶやく。
どうやら少年探偵団が持っているバッジと連携しておりトランシーバーやコナン君のメガネと連携したストラップと言う事らしい。
しかも困った事にGPSまであるなんて……
「お姉さんどうしたの?険しい顔して…乗り物酔い?」
「ううん、ちょっと体調が悪いから席を外すね…」
そう言って私はある号車へと向かった。
ジンに言われていた事がある。
「もしGPSをミステリートレイン内でつけられていたら組織の奴に相談しろ。この列車にはベルモットもいるはずだ。なぁに、お前をこの任務に入れたのもそれが目的だからな」
勿論そうさせていただく。
もし公安である事がばれては此方としても不利になるからだ。
確かベルモットはバーボンものっていると言っていたが…
移動している可能性を考えくまなく探す。
しかし道中誰かにぶつかり尻餅をついてしまった。
「これは失礼、お怪我はありませんか?」
「はい、大丈夫ですよ。何せ丈夫なもので…」
そこまでいい相手の顔を見る。
メガネをかけた20代後半くらいの諸タイプのイケメンだった。
「恰好いいですね」
「面と向かって言う女の人も珍しいですね。」
「正直者なんで」
そこまでいうと自分で言うかよと言う呆れ顔をされる。
顔がタイプなだけであって別に恋情は湧かない。そこが私のいいところだと思う(自画自賛)
そんな事はさておき男の人をあとにして私はバーボンを探しに行った。
「やはりあの子、何処かで…」
そんな事を言われているとは知らずに
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箱折り(プロフ) - 夜大好き!さん» わかりました!読んでくれてありがとうございます!ナイトメア後にそういう関係にするつもりです!お楽しみに! (2017年8月14日 7時) (レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き! - すごく面白いです!でも早くそういう関係になってほしい!!更新、楽しみにしてます! (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:箱折り | 作成日時:2017年5月22日 18時