2話-任務withバーボン- ページ2
ポアロにて任務内容をきく。
内容はとある人がパーティを開くので参加者の中にいるある男から資料を奪うことだそうだ。
そこで私が男を引きつけてバーボンが麻酔銃で眠らせるというのだ
「へぇ、でも私男の人に擦り寄るの苦手なんですよね」
乾いたような声でハハハと笑う。(実際目は笑っていないが)
「大丈夫ですよ。何かあればフォローしますので」
そういいながら胡散臭い笑顔を見せられる。
この人の笑顔は嘘くさい気がしてあまり好きではない。
信用し難いような…
「わかりました。では早速向かいましょうか」
今日はこれでバイトが上がりなのか帰る用意をして来ますと言って店の奥に消えたバーボン。
知らないうちに時計は8時を差していた。
「よくお似合いですよ」
ニコニコとした笑顔を浮かべてこちらを見るバーボン。
しかし冷たいようにありがとうございます。と返す。
「で、どの人ですか?」
そう言ってあたりを見渡す。
「ああ、あの黒いスーツに赤いネクタイの人ですよ」
バーボンが指差した方向にいた男はいかにも金持ちと言う雰囲気を出している。
その周りには金目当てに集っている女性が沢山いた。
「両手に花って奴ですか」
バーボンにそれが聞こえたのか苦笑いをする。
すると知らぬ間にターゲットがこちらを見ていた。
「やあやあ、貴方もこのパーティに招待されたのですか?」
明らかに近すぎる距離でそう言うターゲット。
腰に手をまわされ不快感を覚えるが笑顔で返す。
それをみていたバーボンは何処か暗い顔をしていた。
少し怒っているような……
「良ければ僕の部屋にこないかい?君みたいな美しい女性なら歓迎だよ」
「いいんですか?ではお言葉に甘えさせていただきます。」
これ程にない程のチャンスが来た。
まさかターゲットの方から誘ってくるなんて。
ターゲットに気づかれない様にバーボンにサインを送る。
するとバーボンはコクリと頷き私とターゲットはターゲットの部屋に向かった。
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箱折り(プロフ) - 夜大好き!さん» わかりました!読んでくれてありがとうございます!ナイトメア後にそういう関係にするつもりです!お楽しみに! (2017年8月14日 7時) (レス) id: b867574e97 (このIDを非表示/違反報告)
夜大好き! - すごく面白いです!でも早くそういう関係になってほしい!!更新、楽しみにしてます! (2017年8月14日 1時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:箱折り | 作成日時:2017年5月22日 18時