17話 ページ18
「あ…ああ、すまない…」
『そう思うなら助けてくださいぃ…』
「えっと…骨喰を離せばいいかい?」
『お、おお願いしますぅう』
銀髪が特徴な人はすぐ骨喰さんを引き離してくれた
打刀さんあたりですかね…?
『あ、ありがとうございます…
私…髪切Aと言います…よろしくお願いします』
「嗚呼、俺は山姥切長義。備前長船の刀工、長義作の刀だ。俺こそが長義が打った本歌、山姥切。どこかの偽物くんとは、似ている似ていない以前の問題だよ」
『よ、よろしくお願いしますっ!』
こ、これは…確か山姥切国広さん?の事ですよね…
本人は嫌そうですし、当たり前ですが無闇に話に出したりしないよう気をつけておかないと…!
で、でもこれだけは伝えましょう…!
『えっと…長義さん…?
わ、わたしは…!本歌?とか、あう…ええと、写し?とか…分かりません…。ですけど!山姥切長義はあなただけで!山姥切国広はあの人だけ!似てるとか…ないとおもいます!ええと、その、私は個人の良さや、その人だけの個性って言うものがある…から!…えっと…そ、その…、あぅ…ごめんなさいぃ…』
やばいやばいどうしましょう
言葉がまとまりませんんん!
うぅ…頭痛い…
「そうかい、ははっ!そう言われたのは初めてだよ
俺は案外君のことが好きかもしれないね」
『はわっ!?
あ、え、えっと…ちょっと照れちゃいますね…』
「あのさー、話してるとこ悪いけど俺ら空気なんだよね!あと、なんでそんな反応違うの!?」
『え、あ、す、すみません…?』
「Aちゃんなら兄弟の良さをわかってくれると思ったよ!ありがとう!」
めっちゃ笑顔じゃないですか…
まぁ…朝からこんな感じなのも良いですねぇ
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雪 - 更新楽しみにしてます(●´▽`●)髪切ちゃん可愛い (2021年10月6日 0時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつき | 作成日時:2021年7月31日 12時