義理の弟達が殺人犯かもしれない

26話 ページ26

昼食を食べ終わったあと



ジン君達4人の合同企画の説明に



我が社の全員が参加した



凄く好評だったらしく



いつも厳しいことしか言わない部長も



ジン君達のことをすごく褒めていた



なんだか凄く誇らしいな



会議の後、ジン君達に



一緒に帰ろう



と言われて



仕事を急いで終わらして



会社の外で待っているんだけど



『なかなか来ないなぁ』



青山「Aちゃん！何してるの？」



『あっ！青山先輩！』



青山先輩も帰るところなのか



鞄を持っている



『弟達を待っているんです』



青山「あー、今日来た4人組か！」



そんな雑談をしていると



JN「Aちゃん、ごめん待たせ……どちら様？」



待っていた4人が来た



なんか、みんな怒ってる？



顔が怖いよ



『こちら私の上司の「青山です」……。こっちは私の「家族のジンです」』



そう言って私の肩を抱き寄せるジン君



NJ「ナムジュンです」



言い方は普通だけど、どこか刺々しいナム君



HS「ホソクです！」



ニコニコしてるけど、どこか怖いホソク君



YG「……」



そもそも挨拶すらしないユンギ君



これじゃあ青山さんに失礼だと思い



謝るために近づこうとすると



私の肩に置いてある



ジン君の手に凄い力がこもった



いや、痛い痛い



『ちょっと、ジン君痛いんだけ「それじゃあ、僕達はこれで失礼します」』



そう言って無理やり方向転換され



駐車場に歩かされる



NJ「これからよろしくお願いしますね」



HS「企画成功させましょう！」



YG「……」



後ろでそんなことが聞こえた



ナム君とホソク君、きちんと挨拶できていい子！



終始ユンギ君は無言だし



ジン君は力を緩めてくれたけどまだ痛い



それにしても、青山先輩に失礼だったな



明日謝ろう


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〜青山 side〜

入社した時からずっと見てきたAちゃん



1週間休んだと思ったら



変な虫が着いてしまっていた



Aちゃんも気づいていたけど



少し話しただけなのに



あの4人、凄い怖い顔だったな



なんだか俺と同じ匂いがする



もし、俺と同じだったら



Aちゃんを手に入れるには…




青山「あいつら邪魔だな」

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