20話 ページ20
恥ずかしい
ジミン君にあんな仕返しをされるなんて
赤くなった顔を冷やしながら
足早に自分の部屋に向かっていると
誰かが私のドアに寄りかかっている
あれは……ひぃ！！
も、もしかしてあれはユ、ユンギ君…
私が20数年生きてきて出会った怖い人たちがランクインしてる
A目線 怖い人ランキング
に、初対面でありながらも数々の強者を押し退けて栄えある第1位に輝いたユンギ君だ
…別の場所行こうかな
そう思って回れ右をしようと思ったら
YG「おい」
『は、はい』
見つかりました
ここで無視する勇気は私には無いので
ユンギ君に近づくと
YG「部屋に入れろ」
『え、へ、部屋にですか？』
YG「何度も言わせるな。早く」
渋々ドアを開けると
真っ先に部屋に入って
ベットに寝転んだ
……いやいやいや
『ちょっと、私の部屋なんだけど！』
YG「寝ようと思ったのに ホソクの声が俺の部屋まで届いて寝れたもんじゃない。だからベット借りる」
おやすみ
と言って目を閉じたユンギ君
ホソク君なら仕方ないね
たまに廊下にいる時でも
どこからか、ホビホビって聞こえるもんね
…それにしても暇だな
ユンギ君は寝てるし、別の場所行こ
そう思ってドアに近づくと
YG「どこに行くつもりだよ。」
驚いてバッとユンギ君の方に振り返ると
目を閉じたままだった
すごい、気配で感じ取るなんて
謎の感心をして
外に行くのは諦め、本を読みはじめる
ベットから頻繁に寝返りを打つ音が聞こえるなぁ
と思っていると
ため息と共に話しかけられた
YG「はぁ、おい寝れないんだけど」
『……抱き枕いる？』
冗談で聞いたつもりだったが
ユンギ君は少し考えたあと
YG「いる」
怖い顔をしたユンギ君が抱き枕を持って寝ることを想像して
笑いそうになったが、何とかこらえた
私が愛用している抱き枕を持って近づくと
ベットの上でユンギ君はあぐらをかいて座っていた
YG「ここに座れ」
そう言われて隣に座って抱き枕を渡すと
YG「違う、ここ」
そう言って自分の脚を叩いた
え、ユンギ君のあぐらの上！？
『いや、それは「早く」』
ユンギ君が怖すぎて
失礼します。
と言って恐る恐る座ると
後から抱きしめられた
YG「じゃ、寝るから。起こすなよ」
……抱き枕を抱きしめてる私を抱きしめて寝るユンギ君
ははっ、なんだこれ
こんなんじゃ怖くて寝れるわけ
寝てしまいました
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名前 - 青山って元担任と名前一緒だから笑ったww (2019年12月5日 22時) (
レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
バンタン(プロフ) - 廊下からホビホビ聞けるとか人生最高。破壊神と住めるとか最高。塩に爺と一緒とか幸せ過ぎて死ぬ。 (2018年9月27日 22時) (レス) id: c2f943b7be (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 糸お菓子さん» テンションが上がりすぎて久しぶりに破壊神になってしまったらしいです笑 (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - まうまうボンさん» ありがとうございます！基本的には主人公視点ですが、たまに姉視点や妹視点が入っています！何も書いていない所があるので分かりにくいですよね...。少し手直しさせていただきますね！おしえていただきありがとうございました！ (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
糸お菓子(プロフ) - 皿を三枚も割ってしまったwww (2018年8月16日 21時) (レス) id: 5b1588c375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2018年7月28日 22時
