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33*° ページ33
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そのまま私を強引に抱きしめた
涼介｢守りに行くの遅れてごめん…｣
弱々しくそう言った
『遅いよ。ばか…』
涼介｢はあ…怖い｣
『え？』
涼介｢今超怖いのよ
真っ暗だから｣
『そうだね。早く戻ろっか』
そう言って、また歩き出した
戻った時にはもうみんな帰ってきていた
紫音｢A…目赤いよ？
大丈夫だった？｣
『ううん。大丈夫じゃなかった…』
涼介｢木に押さえつけられてたからな
っておいお前手首｣
そう言って、自分の手首を見ると
出血していた
凌｢きゅきゅばこ！｣
紫音｢動揺しすぎ。救急箱でしょ！！｣
涼介｢ったく。もう
あいつどんな強さで握ってたんだよ｣
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作者名：MIKI | 作成日時：2017年1月31日 21時
