今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:45,022 hit
小｜中｜大
31*° ページ31
Aside
｢ねえ、Aちゃん｣
『ん？なに？』
｢ほんとは山田と付き合ってないんでしょ？｣
『んえ？！そんなことないよ！！』
｢知ってるんだよ。あいつより僕にしなよ｣
真っ暗な夜道の中。ジリジリ近づく足音
恐怖しかない。
｢Aちゃんのことずっと好きだったんだよ｣
『りょう…すけ…』
｢山田の名前なんか呼ばないでよ｣
『助けてよ…ﾋｯｸ』
｢何で泣くの？僕のことそんなに怖い？｣
そして、ついに木に押さえつけられてしまった
『お願い…やめてよ…ﾋｯｸ』
｢やめないよ。僕のところに来てくれるまで｣
そうして悪魔のように口角が上がるのが見えた
『りょう…すけ…
来てよ…ﾋｯｸ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MIKI | 作成日時：2017年1月31日 21時
