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12*° ページ12

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『山田がそんな事言うはずねーよ!』



「ああ、有川の言う通り

んな事言うはずねーよ」




「涼介…くん」



そこには今まででは想像出来ないほど

怖い顔で睨みつけていた。



涼介「ほぉー、

3対1で人の彼女いじめるって度胸あんじゃん」




「でも、言ってた…じゃん」




涼介「ああ、確かに"別れたい"って言ったよ

てめぇらみたいな女とさっさと

おさらばしたいって意味でな」




すると、女子たちはビビって逃げてしまった。




涼介「有川、大丈夫?」




『あ、うん。大丈夫。

あ、ピンキーリング!』




そう言って、私は芝生をかき分け探し出す。




涼介「もういいよ、新しいの買ったげるから」




『やだ!絶対あれがいい!』




涼介「同じの買ったげるからさ」

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作者名:MIKI | 作成日時:2017年1月31日 21時

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