５話 ページ7
坂田視点
こんな事になるなんて、思ってもなかった
Aと赤色のちょうちょを見たこと、
母さんに話してしもた。
赤いちょうちょは悪魔の化身
そう、言われた。
触れたら、その人に悪魔が宿るらしい。
母「信じられない！！この村は汚れているわ！！こんな所に来たのが間違いだった！」
母さんが何か叫んでいる。
俺は、Aのことを考えてた。
Aの、頭の上に乗った…よな…
あの、ちょうちょ
俺は、触れてないけど…
父「坂田！誰か…触れた人はいないか！？」
坂田「え、いる…」
父「誰だ！！どんなやつだ！！」
坂田「え、あ、…お、女の子…で母さんと同じ位の身長…」
Aは男の子にも見える。
身長は…俺より少し低い
俺は、初めて重大な嘘をついた
悪魔なんて…いない
母「早く!この村から出るわよ！」
坂田「あ…待って母さん！」
母「なに！？なにか忘れ物！？」
坂田「うん。大事な、忘れ物」
予め買っておいた赤いヒモ
それと、急いで手紙を書く
字は汚いが読めないことはない
そして、隣の…Aの家のポストに入れた
A、絶対、また会おうな？
貴方視点
「おい！お前！！そんな所で何してる！！」
『………』
「…ﾁｯ…行くぞ」
「「「はっ！」」」
…なんだかな
睨んだらすぐ怯んだんですけど
…
『お母さん、お父さん。…どこ？』
絶対、生きてる…はず。
死んでなんか、ない。
酷い、酷い有様だった
人々の皮膚は溶け落ち、建物は灰となって。
『お、母さん…？おとぅさんっ！！』
矢が刺さった。両親がいた。
『ははっ……っ…ぅ……なんでぇ…なんでぇぇ…』
なんで、なんで。
苦しい。悲しい…。
憎い。
ヒロイン「…ごめんね。ごめんねっ…私が、悪魔に魂を売ったせいでっ…」
『…なんなの？その…悪魔って』
ヒロイン「もう、嫌だったの。貴方が…ナルガが死ぬのが。それなら、私の魂を使って、生きてって。思って…。」
『…じゃあ、貴方はこの物語に存在してないってことになってるの？』
ヒロイン「うん。ごめん、ごめんね、、」
それじゃあ、色々狂ってくるじゃないか
確かに、僕は攻略対象達に妬まれて殺された。
もしくは自分からジ殺した。
…なるほどね。
『じゃあ、貴方は…ずっと私の側にいるの？』
ヒロイン「ううん…もうすぐ消える…
私は…悪魔として生きないといけないから。」
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まき(プロフ) - カナさん» おぉぉおお！！ありがとうございます！そしてごめんなさい！でもすごく健康ですね！←そして更新頑張ります！！ (2021年4月30日 19時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 初コメ失礼します！お昼寝をする前にこの作品を読ませていただいたのですが続きが気になりすぎて眠気が冷めてしまいました。このままでは夜しか眠れません…続き楽しみにしてます！ (2021年4月30日 15時) (レス) id: 680e0b2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2021年4月24日 16時
