３７話 ページ39
貴方視点
そらる「…ん、それじゃ、会議を始めまーす」
適当だなぁ
浦田「はぁーい」
こっちもこっちで適当だなぁ
そらる「今日は、子供の人権について話し合おうと思う」
子供の人権…？
浦田「うい、了解。じゃあ具体的にどうしたいんです？」
そらる「子供は大人に逆らえない。そんな理屈、要らない。子供だって意思を持ってる…だから俺は、子供の意見を尊重していきたい。貴族だけじゃない、平民も」
浦田「…いいんじゃないですかね？…経験者は語る、ですね」
そらる「まぁな」
やばい話がわかんない。
そらる「Aは、そういう経験、無いの？」
『…えっと、幼い頃に大人達の勝手な都合で親友と離れ離れになりましたね』
そらる「そんとき、どう思った？」
『…悔しかったです。自分にもっと力があればっ…て思いましたね』
そらる「うん、百点満点の回答をありがと」
あ、百点満点だったんだ
そらる「俺も、大人に逆らえなくて…村を壊した。いや、言い訳は良くないな。命令を下したのは、間違いなく…」
『大丈夫ですよ』
そらる「…え、」
『僕、言ったじゃないですか。貴方を恨んでなんかないって。』
そらる「…ん、ありがと」
浦田「ちょっとー？俺置いてけぼりなんだけどー？」
そらる「あ、ごめんごめん」
このまま平和な日常が続くといいな…
もう、あんな事が起こらないよう…
そらる「はい、それでは会議を終わりまーす」
浦田「あざしたー」
相変わらず適当…
浦田「Aー」
『はい』
浦田「幼い頃の親友って、坂田？」
『！そうですよ。まさかまた会えるとは思ってませんでしたが』
浦田「…そうか。坂田、Aとお揃いのリボンすっごく大事にしてた」
『…！ふふ、そうだったんですね。今も…手首に結んでくれてますし』
浦田「…ちょっと悔しいような気もするが…まぁ、努力次第だな」
…？急に話がわからなくなった
浦田「…ふっw…これからも、よろしくな？A」
『あ、こちらこそよろしくお願いします！』
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まき(プロフ) - カナさん» おぉぉおお！！ありがとうございます！そしてごめんなさい！でもすごく健康ですね！←そして更新頑張ります！！ (2021年4月30日 19時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 初コメ失礼します！お昼寝をする前にこの作品を読ませていただいたのですが続きが気になりすぎて眠気が冷めてしまいました。このままでは夜しか眠れません…続き楽しみにしてます！ (2021年4月30日 15時) (レス) id: 680e0b2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2021年4月24日 16時
