１８話 ページ20
まふまふ視点
A…？ナルガ…？
記憶…
女
…うぅー、頭がこんがらがる…
でも、多分僕が知らないナルガがいる
…嫌だなぁ
ナルガの寝顔を見ながら悶々の考え込む
こう見てみたら、やっぱり女…にも見える、よなぁ
でも、男にも…見えるんだよなぁあ…
…どうしよう、聞くべき？聞かないべき…？
『…ぅ、』
まふ「…！！！」
ゆっくりと、ナルガの瞼が上がる
『…………まふさん…』
まふ「…うん、おはよ、ナルガ」
『…おはよ、ございます…』
顔色…悪いなぁ
『赤、…あく、ま…』
まふ「…？どうしたの？」
『…いえ、なんでもないです』
貴方視点
ヒロイン「全くもう…思い出させないで欲しいわ」
…あ、ヒロインちゃ、ん…？
違う、ヒロインちゃんじゃない。
こんなに禍々しくなかった
額からは真っ黒い角が生えて。
尖った牙も生えて。
身体の所々赤黒い
ヒロイン「貴方も大変ねぇ。まぁ、死なせないから、安心して？」
…？どういう、こと？
悪魔「ｸｽｯそうね…私の名前は【
悪魔「まぁ覚えにくいなら…赤色の悪魔ってことで…
この子の願いはナルガの生。それさえ叶ったら…他の人はもうどうでもいいのよ」
…は、それって、まふさんも、坂田も、王子も、
どうなろうと、貴方には関係ないってこと？
悪魔「そうそう♪御名答♪」
それを…ホントにヒロインちゃんは望んでるの？
悪魔「ぜんっぜん信じてくれないわね…
まぁいいわ。本人に聞いてみなさい」
…え、なんか、鏡が出てきた…
あ、鏡の奥に…ヒロインちゃんが…！
ヒロインちゃんは、ホントに自分で、決めたの？
ヒロイン「うん…、正直言って攻略対象なんてどうでも良かった。私が…大事だと思うのは貴方だけ…！」
…そんな…
ヒロイン「でも、私が存在する限り、ナルガは死んでしまう。それが、嫌だった。攻略対象はナルガを殺したっ…！
だったら、もう、私はいらないと思ったの」
ヒロイン「元々このゲームは世界に一つの…もう一つの世界なの。本当に存在する…」
…え
悪魔「もういいだろ」
ﾊﾟﾘｰﾝｯ
…っあ！！
ヒロイン…ちゃん…
鏡が、割れた。
ヒロインちゃんが、見えなくなった
悪魔「という事で、貴方に記憶が戻ると都合が悪いの。生きてさえいれば、あの子の願いは叶うんだから」
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まき(プロフ) - カナさん» おぉぉおお！！ありがとうございます！そしてごめんなさい！でもすごく健康ですね！←そして更新頑張ります！！ (2021年4月30日 19時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 初コメ失礼します！お昼寝をする前にこの作品を読ませていただいたのですが続きが気になりすぎて眠気が冷めてしまいました。このままでは夜しか眠れません…続き楽しみにしてます！ (2021年4月30日 15時) (レス) id: 680e0b2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2021年4月24日 16時
