４５話 ページ47
貴方視点
『ん…？』
温かい…。
いつも、風で冷たいのに。
癖のある髪が、頬に当たる。
…彼方の顔が、目の前にあった。
…？
『あぁ…。昨日…。』
飲みすぎたかな…。
ハル「お嬢、おはよ。」
『あれ、ハル…？起きてたの？』
外の明るさで考えるとまだ5時にもなってないだろう。
ハル「うん。寝ようにも寝れなくて。」
…あ。
ハルの膝で、気持ち良さそうに寝息を立てるアキ。
…えっかわいい。
ハル「もう一眠りしなよ。たぶん皆昼間で起きないよ？」
…そっか。
じゃあ、もう少しだけ。
温もりを、感じていよう。
まふ「…え、もしかしてこの二人ってそういう…？」
天月「いや…たぶんまだ…。」
アキ「…！？だっ、！？ハ、ハル、なっなん…！？」
ハル「おはよーアキ。」
『んふふ…』
そらる「…すぅ」
そらる「…？…………
…！？」
まふ「あ、起きた。」
そらる「なんか…もう慣れたわ…。」
…うぅん。うるさい…。
『む…あ。おはよー。』
そらる「おはよ。」
んー、やっぱよく寝れるなぁ。
やっぱり、安心するからかな。
アキ「お嬢様、ご報告がございます。」
『んー？なに？』
アキ「玲央は、これから一ヶ月間遠出をするようです。」
『え、まじ？なんで？』
…だからあんな無理矢理に？
アキ「夜桜家の事情…と聞いております。」
ん？
『…てか、なんでアキはそれを知ってんの…？』
アキ「…。」
ハル「アキが、深夜に抜け出して調べてたんだよ。」
あぁ。だからあんなによく眠ってたのか。
『アキ…もっと休みなよ…。』
アキ「…。」
『でもまぁ…なんにせよチャンスだ。そろそろ本格的に動き出そう。』
やっと、勝利への道が見えてきた。
さて、どう動こうか。
『取り敢えず、ハル、アキ。玲央を尾行して。起動装置を回収出来次第、戻ってきて。』
アキ/ハル「「了解」」
まふ「相変わらず、目つきが変わりますね。」
ん？
『そーお？』
いつも通りやってるつもりなんだけどなぁ。
天月「Aー。まふくんー。掃除手伝ってよー！」
あれっ、いつの間に。
そらる「一番散らかしたのはお前らだってのに…。」
まふ「ごめんなさ〜いっ！」
『ごめんごめん！今行くっ！』
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まき(プロフ) - Miskさん» すみません！忘れていました😭教えてくださってありがとうございます！ (2022年11月8日 23時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
Misk(プロフ) - 突然失礼いたします。検索避けをかけていただくことってできませんでしょうか....? (2022年11月8日 10時) (レス) id: 414d51f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2022年2月20日 21時
