１７話 ページ19
彼方視点
…恥ずかしい。
なんで好きな人の前で泣いちゃったんだろ。
でも、Aの本音を聞けて、良かった…とも思う。
早く、どうにかしたい。
早く、俺のものにしたい。
『彼方…？どうしたの』
そらる「…あ、いや、なんでもない。そろそろ帰るね。」
まずい。考えすぎた。
『そっか、じゃあ玄関まで送っていくよ』
よぃしょ、とゆっくり立つA。
…まだ若いんだから。
そらる「じゃあ、またあの場所で。」
『うん。またね』
ひらひらと手を振って送ってくれるA。
かわいいなぁ。
さて、メモを整理しようか。
相川 真冬
信用できる。
最近体重が増えてきたらしいけどもっと増えろ(?)
Aの後輩。
夜桜玲央との面識なし。
天宮 翔太
信用できる。
最近こっちに引っ越してきたらしい。
Aの関係性は不明。
夜桜玲央との面識なし。
ハル
信用できる…かもしれない。
マイペースだが、やるときはやる男。
もともと孤児。
Aのボディーガード。
夜桜玲央との面識あり。
アキ
信用できる…かもしれない。
いつもキッチリしてて、隙がない。
もともと孤児。
Aのボディーガード。
夜桜玲央との面識あり。
夜桜 玲央
信用できない。
女遊び、夜遊びばかり。
葉桜家と何か関係が…？
Aのことをどう思っているのかは不明。
Aの婚約者。
…うん。こんな所かな。
これから、どうしようか。
まぁ、いいや。寝よう。
貴方視点
そろそろ満開だなぁ。
今年は、数人でお花見出来るだろうか。
桜は、好き。
繊細で、それでも力強いから。
「A！」
『あ、彼方。と、真冬と翔太』
あれ、ハルとアキもいる。
何か異常あったかな。
まふ「今年は、みんなでお花見しましょう！」
…！
『…うんっ、そうしよっか！』
そらる「すごい桜だな。これ、一本？」
『そうだよ。この大きな桜の木だけ。』
あ、いなり寿司美味しい。
天月「あーっ！まふくんそれ僕の！」
まふ「だって名前書いてなかったじゃん！」
アキ「お嬢様、米粒がついてますよ」
『んぇ、まじか。』
ハル「はははっ！違うよ逆だよぉwww」
む、解せぬ。
そらる「保護者かな」
なんか、いいな。
みんなで居ると、ぽかぽかする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まき(プロフ) - Miskさん» すみません！忘れていました😭教えてくださってありがとうございます！ (2022年11月8日 23時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
Misk(プロフ) - 突然失礼いたします。検索避けをかけていただくことってできませんでしょうか....? (2022年11月8日 10時) (レス) id: 414d51f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まき | 作成日時：2022年2月20日 21時
