１１話 ページ13
アキ視点
私は、ボディーガードに選ばれました。
もう一人は、桃髪の不真面目そうな男でした。
…あてにならないでしょうね。
まぁ、まだわかりませんが。
A様が…お嬢様が、何故この男を選んだのか。
聞いてみなければいけませんね。
『これから、よろしくね。二人共。』
アキ「…といったものでしょうか。」
そういえば、結局なぜハルが選ばれたのか。
聞いてませんね。
『…あのねぇ君たち…枕元でそんな話されたら寝れるわけないでしょ…』
…あ。
まぁ、どうせ寝なかったでしょう。
『まぁいいや。で、なんか気になること無かった？真冬、彼方。』
そらる「…あ、あぁ。なんで、名前が番号だったんだ？」
いい質問です。
ハル「僕達は、ボディーガードになるためだけに育てられたんだ。もともと孤児。」
アキ「今の名前はお嬢様に付けて頂きました。日にちに見立てたそうです。ちなみに誕生日も同じ日です。」
ハルの《0412番》。4月12日。春。
まふ「そのまんまですね」
…まぁ、否定は出来ません。
『地味にディスった？否定はしないけど…』
まふ「なんで、お嬢様って呼んでるんですか？」
これもまたいい質問です。
アキ「それは、お嬢様がそうしろと言ったからです」
そらる「…え」
『違う！違うよ！妥協したの！仕方なく！』
そうでしたかね。
ハル「確か、出てた案が…
姫様
ご主人様
お嬢様
だったかなぁ」
私的には姫様が良いと思ったのですがね。
『そりゃあお嬢様にするでしょ…他のが嫌すぎて』
まふ「…なるほど。」
そんなにですか？
『ねぇ、私も喋っていい？その後の話なんだけど』
貴方視点
二人のボディーガードが決まった。
…二人の、目が好きだった。
信念が、伝わってきたから。
『今日から、二人にはボディーガードをしてもらいます！』
アキ ハル「「はい！」」
…固いなぁ。
もうちょい楽にしていいのに。
せっかく、友達になれるんだからさ。
『一つ、契約をしよう。
ハルも、アキも。自由で、そのままの貴方で私に接して。』
これだけは、譲れない。
ハル「…え」
目を見開く二人。
うん。二人共仲良くなりそうだね。
『自分を偽る必要は無いよ。私の見る目は良いからね。間違った人は選ばない』
今まで、散々見てきたから。間違いない。
ハル「…はーいっ！」
アキ「…はいっ！」
うんっ！良い目だ！！
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まき(プロフ) - Miskさん» すみません！忘れていました😭教えてくださってありがとうございます！ (2022年11月8日 23時) (
レス) id: 5e22727ca0 (このIDを非表示/違反報告)
Misk(プロフ) - 突然失礼いたします。検索避けをかけていただくことってできませんでしょうか....? (2022年11月8日 10時) (レス) id: 414d51f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2022年2月20日 21時
