はじめての場所 ページ2
あーもうここどこ??
言葉だって通じないんだよ？
さっきからアプリで看板とかスキャンして
意味やっとわかってるのに…
ハングル読めないし!!
だって日本人なんだもん!!
あーもうまな兄
姪がたったひとりで来てやったのに仕事だから
出向けないって？ふざけんじゃねーよ!!!!
韓国語話せないの知ってるよね！？
瀬戸崎なな
18歳
ただいま韓国ソウルにひとり迷子中
なんでこんな状態かって？
戻ること一ヶ月前
私のおじが韓国から帰ってきて
私の所を訪ねてきやがったんです
カフェに行って色々話してたんですよ
私その時父の姉の家族の所に居たんです
でも毎日息が詰まりそうで
父の姉は怖い人であまりいい扱いは受けてなくて…
まあその話をまな兄に話してたんです
そしたら
おじ「そうだったのか…
よしっなな！
俺ん所来い!!」
私その時今にもおばさんの所から逃げたかった
わけで…
私「うん!!まな兄の所行く!!」
てなわけで今に至ります
来たのはいいけどわかんなーーい
ここはどこ？
あの看板に書いてあることはなに？
まな兄のお店ってどこ？
あーーーーー!
わかんねぇーーー
きゃっ
ぼーっとしてたら男の人にぶつかってしまった
私「あっすみま…あ
〜心の声〜
げっここ韓国じゃん
すみませんってなんだっけ？
チェソンハムニダだ！
チェソンハムニダ」
テテ「大丈夫ですよ」
私「え？日本語話せるんですか？」
テテ「あっはい少しだけですけど…
え？大丈夫ですか？」
私は日本語を聞いてからの安心感からか
泣いてしまっていたよう…
私「え？あっすみません！大丈夫です。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナナ☆744633 | 作成日時：2017年8月12日 2時
