さて今日も今日とて海賊狩り (ページ5)

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5話ふーん、家族…ねえ………俺には関係ないなページ5

マルコたちとあった日から二週間がたった。

今日もいつも通りの一日が始まる。

今日は何となく酒場に昼を食べに来た。

この店は唯一、俺を入れてくれる幼馴染みが経営している店だ。

お前にも幼馴染みがいたんだなって？
そりゃ、俺にだっているよ。元はただの人間なんだから。

それにしても、うるさいな。家族連れの客が多い。

？「お前も家族をもてよ、そろそろ。」

『余計はお世話だ、ケイ。俺には必要ねえよ。』

毎回毎回、来る度に家族は作らないのかと聞いてくる。お前は俺の親か？！

親がどんなだったか覚えてねえけど。

ｹｲ「家族は良いもんだぜ？家に帰れば嫁さんが“おかえり”っていってくれるんだぜ？最高だろ？子供がいたら更に良し。俺の子なんてー」

『はいはい。わかったから、お前の惚気話に興味はねえよ。』

家族…ねえ……………あいにく俺にはそれがどれ程良いかなんかわかんねえよ。

大体、俺と家族になろうとするやつがいる分けねえだろ。

あー、でもあいつらとなら楽しそうだな。

白ヒゲ海賊団なら。

『まあ、出来たら楽しいかもな。(ﾎﾞｿｯ』

ｹｲ「え？なんと言った？」

『…何も言ってねえよ。』

まあ、そう思ったのは俺だけの秘密にするか。

また会えるのを楽しみにしてるぜ、白ヒゲ海賊団。