さて今日も今日とて海賊狩り (ページ34)

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34話あんたらは俺の母親か？ページ34

ｼｭﾙﾙ

ﾛｰ「………正しく処置されてるな。誰がやったんだ？」

『ん？自分だよ。』

ﾛｰ「俺の船にこい。」

『断る。』

ｽﾓ「誰にやられたんだ？」

『ん？cp9のロブ・ルッチ。』

ｽﾓ「cp9だと！？よく生きていられたな。あそこは暗殺組織だろ？」

『そうだな。あんたが苦手としている相手だ。任務中だったようで全員には会えなかったが、意外とおもしろいことをしていた。それに、ロブ・ルッチは俺を殺せない。』

ﾛｰ「お前の能力か。何なんだ、お前の能力は。」

『秘密。

知ったら面白くないだろ？』ﾆﾔ)

ﾛｰ「………そうだな。自分で見つける。海賊はほしいと思ったものは必ずてに入れるからな。」

『やってみろ。俺も海賊だから、そう簡単に見つけられるほど易くはないがな。』笑

正直俺のことを知って離れていかれるのが怖い。

それならずっと謎に包まれた存在の方がまだマシだ。

やっぱり弱いな、おれは。

いつも怖がって前に進めない。

前を向いているようで向いてない。
進んでいるようでただその場で足踏みしてるだけ。

ｽﾓ「これからはもっと気を付けろ。お前は誰にたいしても恐れなさそうだからな。」

ﾛｰ「何かあったら呼べ。一人で抱えるのは無しだ。」

こんなにも俺によくしてくれる人がいる。

嫌われたくない。でも、そろそろ前を向くべきだ。俺を見てくれる人がいる。なら、俺もしっかり見ないと、だよな。

『あんたらは俺の母親か？

一応、頭の片隅にでもおいておく。

ありがとな。笑』

ｽﾓ「っ！(こいつ普通に笑えるじゃねぇか。)」

ﾛｰ「！(ははっ、笑えるじゃねぇか。そっちの方がお前にあってる。)」

あんたらは俺が守る。