甘くてあまい【短編集】

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なあ、Aちゃん？って西川さん



｢Aちゃんが俺のことどう思っとるか知らんけど俺は｣



好きな子にはいじめたくなるタイプやから、



｢そこんとこ覚えとってな？｣



『…………え、』



意地悪な笑みを私に向ける




え、それって、どういう意味ですか…




｢アホなAちゃんはこれがどういう意味か分からへん？｣




『…わかんない、です』




そう言ったら西川さんはほんまにアホやなぁ、って



｢だから俺は、Aちゃんのことが好きや言うてんの｣



更に距離を詰めてきて、大きな身体を縮め私と同じ目線になる


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『……っ、……西川さんっ、』



どうしよう、涙が出てきた



｢なんで泣くん、……それって嬉し涙って事でええの？｣


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私も好きです、その思いを伝えなきゃと思って西川さんに抱きついた



｢…うぉ、Aちゃん随分と積極的やん、｣


笑いながら頭を撫でてくれる



『…っ西川さん、』


｢ん、どしたん？｣


聞いたことないくらい優しい声で驚いた



『………好き、です』


｢いやいや、俺の方が好きやから｣


よく分からない返しで思わず笑った


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『遥輝さん、』

｢(急に名前呼びはアカンやろ、)｣

『これからは、いじめないで下さいね…！』

｢………可愛すぎて無理｣

(球団職員ちゃん✖the男子の遥輝くん)




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更新遅くなり申し訳ないです(；_；)
テストも終わったのでこれから順次ﾘｸｴｽﾄ消化していきます！

ﾘｸｴｽﾄいつでも待ってます(._.)♡

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