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その後、俺は夕方までに今使えるシューター系のブキ全てのの説明をブキチさんから受け、全て試した
「はぁ…はぁ…」
「ここで休憩を挟みましょうか。お疲れ様です」
「はい…」
テスラさんは、ペットボトルのスポーツ飲料を俺に渡して尋ねる
「…いかがでしたか？合いそうなブキはありましたか？」
「ありがとうございます……そうですね、スプラシューターは良さそうだなとは思ったんですけど…」
「はい」
「やっぱり、わかばシューターが使い慣れてしまって、他のブキを使ってもあんまりしっくり来なくて…」
ランク上げで使っていた時もわかばシューターのままだったため、わかばシューター以外を使うとなんとも上手くいかなくなってしまった
シューターによっては真っ直ぐに弾が飛ぶものや、わかばシューターのようにバラバラになるものなど、俺が今使えるだけでも様々だった
スペシャルウェポンも、今のインクアーマーとは全く異なるものばかりで、それぞれどのタイミングで使うべきものなのかも分からない
一気に情報が入ってきて比べるため、結局は慣れたわかばシューターが1番扱いという感想になってしまう
「なるほど。わかばシューターは使いやすいですよね。使い慣れているのであれば、そのブキが1番いいのかもしれません」
「そうですか…」
「最初に貰えるブキなのもあって、誰にでも扱いやすくなっていますし…実際、わかばシューターで大会に出場して高戦績を残した方もいますよ」
「そうなんですね…！」
なら、俺ももしかしたら、いつかわかばシューターで強くなることが出来るのかな…
そう思いながら、わかばシューターを眺める
テスラさんは微笑んでこちらを見る
「ふふ…ではシューターさん、次会う時は模擬戦をしてみませんか？」
「模擬戦？」
「はい。プライベートマッチを開いて、実際に1対1で試合をしてみるんです」
「ついでに使えるかもしれないと言っていた、スプラシューターでも試してみて…実践と試し打ちはまた違いますから」
その言葉に、俺はやる気が沸き起こってくる
「模擬戦…ぜひお願いします！」
「はい。他に試したいブキはありませんか？まだシューター系しか試していませんが…なければ、もういい時間なので今日は解散にしましょう」
「そうですね…」
俺はふと思った
「…ちなみにダイナモローラーって、どんな感じなんですか？」
「…試してみますか？」
「いいんですかっ？」
「はい、もちろん」
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作者名：ﾎﾉﾉさん | 作成日時：2024年3月28日 6時
