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それから数日後、テスラさんから次の特訓の日が決まったと連絡があった
もちろん俺は、予定を確認した上で二つ返事で答えた
そして、その特訓の日
「お久しぶりです、シューターさん。すみません、長く日数が空いてしまって…」
「いえ、テスラさんにも仕事がありますから、仕方がないです」
「すみません、ありがとうございます…」
テスラさんは申し訳なさそうに微笑んでから、本題に入る
「では、シューターさん。早速、特訓の成果を見せていただいてよろしいですか？」
「はい、もちろんです」
「ふふっ、そう言っていただけて嬉しいです。ではさっそくバトルに行きましょうか」
「はい」
そう言って、俺たちはナワバリバトルの受付を済ます
そして、今回のステージはタチウオパーキング
高低差が大きく、ステージ構造を駆使して戦う必要があるステージだ
「シューターさん、ちなみにブキは何にしたんですか？」
「あぁ、結局わかばシューターをずっと使っています。やっぱり慣れてしまったみたいで」
「ふむ…そうですか……そこまで手に馴染んでいるのであれば、メインブキはわかばシューターで決定してもいいかもしれませんね」
「えっ」
「これから、気になったブキがあれば試してみて、それから変えるかどうか考えてもいいと思います」
「前にも言いましたが、わかばシューターも十分、大会に出られるほどの強いブキなんですよ。自信を持ってください」
「わかりました…ありがとうございます」
「僕、これを使いこなせるよう頑張ります」
「はいっ。一緒に頑張っていきましょうね」
そうして、俺たちは何度か試合を行った
その中で、再度タチウオパーキングにあたった。忘れずに、味方と敵のブキを確認する
味方には今回はテスラさんに加え、ガロンが1人とバレルスピナー。敵はデュアルスイーパー、スプラローラー、竹、ハイドラントという組み合わせだった
ステージが広いため、敵に見つからないように慎重に立ち回りながら、自陣の塗りをしっかりと進めていく。その中、テスラさんが、俺に声をかける
「今回はハイドラントがいるので、射程的に、補足されたらアウトです。ハイドラントは私が処理してきますが、それ以外の低射程の竹やローラーの相手を、味方のお二人とお願いできますか？」
「わかりました。頑張ります」
「よろしくお願いします。では行ってきます」
テスラさんはそう言って、前線に向かっていった
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作者名：ﾎﾉﾉさん | 作成日時：2024年3月28日 6時
