【約束のネバーランド】恋色の宙【短編集】

▽＊ ページ12

｢っ…!!ぅ、あ…おぇぇっ…!!!!｣


苦しい、息ができない。
助けてルーカスさん(･･････)


｢大丈夫？！もう出きったかな…。はいこっち向いて？｣

彼は汚れた口を拭ってくれた。
優しく、優しく。

まるで、さっきの彼とは別人のように優しくて、いつものルーカスだった。

｢よく頑張ったね、えらいえらい…｣

涙でぐしゃぐしゃになった顔に優しくキスをして抱き締めてくれた。

何度も優しく頭を撫でてくれた。


｢ぅ…｣

｢すごく綺麗だったよA。すごく、すーっごく。｣

綺麗？
どこが？どこが綺麗なの？

｢吐いてる時僕に助けを求めたでしょ？
そんな顔してたもんね。｣

ああこの人、

｢A｣

『またよろしくね(･･････)』


狂ってる。

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頭のおかしいルーカスさんのお話。
ルーカスさんはエメトフィリアがいいなって思ってたのをちょっと長めのお話にしてみました。


異常性癖シリーズ、他キャラでもやってみようかなとは思ってます。


このキャラがいい！とか要望あったらぜひ言ってくだs(((

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