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飲み会3 ページ5

「警察学校時代結構やんちゃしてたって本当ですか?なんか今の降谷さんからは信じられなくて」


「……まぁ、否定は出来ないですね。僕というより周りが、の方が正しいかもしれないですけど。というかその話誰から聞いたんです?」

「凛さんから聞きました。あれでも警察学校時代やんちゃしてたらしいけど以外だよね〜って」


そういえばそんなこと言ったな。


「なるほど……。そういう凛だって警察学校時代色々無茶してたそうじゃないか」

『え?そ、そんな事ないと思いますけど?』

「宮村教官や鬼塚教官が心配してたぞ?今も無茶してなきゃいいけどって」


「……その時もしてたんでしょうけど今もしてますね」

五十嵐までそんなことを……。


『いやいや、強盗に合ってるコンビニに同期たちを率いて突入したり、教官が借りてた車を勝手に使って半壊させる程のことはしてないですよ〜』


「ちょっと待て、なんでそんな事まで知ってるんだ?」


『あっ……そ、そういう降谷さんだって、その時まだ私の事知らなかったでしょうになんで私の事だって分かるんですか?』


「あの時は分からなかったさ。でも鬼塚教官達の話は結構記憶に残っていて凛の事を知っていくうちにあの時鬼塚教官達が言っていたのは凛のことだったのかと思うようになったんだ」


『……へぇ』


「その反応を見るに君のとこで間違いないようだな」


宮村教官と鬼塚教官の事はよく覚えている。特に宮村教官にはよく怒られてたっけ……。

『……まぁ、お2人にはとてもお世話になったっていうのは間違いないですね』


あの時の事を思いだし涙が出そうになるのを必死にこらえる。


「……なんで、そんなに悲しそうな顔をする?



『?何か言いました?』

「いや、なんでもない」


『そうですか……とりあえず飲みましょ?』


「あ、あぁ、そうだな」



今日はいっぱい飲もう。飲んで忘れよう……こんな気持ちのままじゃ仕事も上手くいかないだろうし。

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設定タグ:名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:エスポワール | 作成日時:2023年5月30日 21時

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