なな。 ページ8
セ「うわ耳まで真っ赤。かわいいなあ、照れてるん？」
「やめてください道中で…私たち今日はじめましてなんですよ…？知ってます…？」
セ「しゃあないやん。好きなんやから。」
その言葉にまた恥ずかしくなって下を向いてしまう。センラさんって、こういう人だったんだなあ…。
「なんで私なんですか…？」
センラさんの周りなんて、もっと可愛い女の子が居るはず。お勤め先とか、ライブなんて私より可愛い子がたくさんいるし。
セ「なんでって…なんでやろね。」
なんて笑顔で言うセンラさん。教えてくれないのか、自分でも分かっていないのか、センラさんの考えていることがよく分からない。
セ「僕はそんな事より、Aちゃんの事が知りたいんですけど？」
「私の事なんて特に何も…って、なんで私の名前…」
セ「名札貼ってるやんお店で。あんだけ注文してんやから嫌でも見えるって流石に(笑)」
あ、そっか。そうだよね。そりゃそうだ。
セ「で？Aちゃんはセンラのこと、どれくらい知ってくれてはるんですか？」
「そりゃあもう！もう何年も前から大好きですよ！浦島坂田船がデビューする前からずーーーっと応援し続けてるし、ずーーーっとセンラさん推しですもん！センラさんの歌声も笑いのセンスも、すごく大人っぽいところも全部全部が大好きなんです！………あ、」
しまった。つい語り過ぎてしまった。しかも本人の目の前で！
「ご、ごめんなさい！私つい…」
私は慌てて頭を下げる。
セ「いや…その、全然ええねん…ええねんけど…」
突然歯切れが悪くなるセンラさん。やっぱりちょっと引かれたかな…？もしかして私、やらかしてしまった…？
おそるおそる頭を上げてセンラさんを見ると、
「…ぇ、」
センラさんの顔は耳まで真っ赤になっていた。
セ「あんまこっち見んといてください…」
そう言いながらふいっとそっぽを向くセンラさん。なんだかこっちまで恥ずかしくなってくる。
「す、すいません…えっと、その、私…」
どうしたらいいのか分からなくて下を向いてしまう。
セ「まさかそんな見てくれてるとか思っても無かったわ…いつもありがとうね。」
「いえ…！むしろこっちの方がありがとうございますと言いますかなんというか……」
あまりの語彙力の無さに自分でも何を言ってるか分からなくなってくる。誰かいっそのこと殺してくれ！！！
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ちや(プロフ) - たみさん» わああああコメントありがとうございます！！そう言って頂けると本当に嬉しいです…(;_;)これからも長い目で見守ってやってください！ (2018年8月31日 22時) (
レス) id: 90574d7a9c (このIDを非表示/違反報告)
たみ - はじめましてこんにちは、読ませていただきました！とても面白かったです。更新大変かとは思いますがちや様のペースで頑張ってください！応援しております！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 8a1a141469 (このIDを非表示/違反報告)
ちや(プロフ) - こち@東風さん» うええええあありがとうございます恐縮です……(土下座)頑張って更新するので気長に待ってくれるとありがたいです…！ (2018年8月20日 23時) (レス) id: 90574d7a9c (このIDを非表示/違反報告)
こち@東風 - こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます！無理の無いように頑張ってください！ (2018年8月20日 14時) (レス) id: 0d8135d24d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちや | 作成日時：2018年7月8日 22時
