-魔法のお店- ページ29
木で作られた不思議なオーラのお店
普段あまり人は訪れないが、今日は来店のベルが鳴った
もう、前回の所からまた場所を変えて1ヶ月半ほど経ったところだった
前回来店した客は、魔法のランプを買って無事一生ものの幸せを手に入れることができたらしい
店に来店したのは全身きっちりした高価そうなスーツを身にまとった白髪混じりの中年男性だ
「いらっしゃいませ」
どうぞごゆっくり、と言う前に中年の男性はある商品を指差して ください とだけ言う
「そちらは9700円になります」
男性が指していたのは
〈Your Heart〉
これは2回ほど使える、10分間相手の気持ちがわかるようになる香水だ
「買います」
かっちりとした服装、佇まい、声
男性がいいところで育っているのか、もしくは周りの環境がそうさせているのかはわからないが、しっかりしている印象を与えた
「お手数ですが、こちらに氏名をお願い致します」
真っ黒な紙袋とともに紙切れを渡すと、男性はどこからかペンを出して名前を書いた
「お客様、どうかこのお店で買ったことは誰にも話さないようお願いします」
男性は何も言わずに紙を差し出す
そこには、 数原聖司郎と書かれていた
「では、よい毎日を」
・
・
-君と魔法のランプ End-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シュガーソルトってい。(プロフ) - hirotin2006さん» なんて嬉しいことを……！！おかげですごく安心できます！！笑 (2018年2月17日 21時) (
レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
hirotin2006(プロフ) - シュガーソルトってい。さん» 私が愛しますからご安心を! (2018年2月16日 14時) (レス) id: 4f2231c70a (このIDを非表示/違反報告)
シュガーソルトってい。(プロフ) - hirotin2006さん» そうですね！自分も誰かにこんな風に愛されたいと願うばかりです……笑 (2018年2月16日 14時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
hirotin2006(プロフ) - 愛は奇跡を起こす...ってか (2018年2月16日 8時) (レス) id: 4f2231c70a (このIDを非表示/違反報告)
シュガーソルトってい。(プロフ) - あやちゃんさん» 完結しましたあああ！！ありがとうございますー！！龍友くんの方はサブメインがなんと裕太くんになっております、頑張ります！！ (2018年2月11日 20時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シュガーソルトってい。 | 作成日時：2018年1月8日 17時
