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一回乗り換えをして、バスに乗ってついたのはイルミネーションで有名なところだった
『ええ、夏やんか今』
「ええんです、今日はゆっくりしたいんです」
なんて、私の方言を真似た亜嵐
『ちょっぴりだけ下手くそだよ、関西弁』
「んー、一応うちのグループ半分以上は関西人なんだけどなぁ
できないもんだね」
言いながらさりげなく亜嵐は手を繋いでくれる
ぎゅっと、強く
私も握り返す
今日の亜嵐はどこか少し変だ
なんだか妙に優しいっていうか、なんだろう何かが変なんだけど明確にはわからない
『冬にも来ようよ、イルミネーション見に』
「あー……、うん」
え、なに今の曖昧な感じ
てっきり喜んで承諾してくれるかと思ったけど
……やっぱり少し変
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作者名：シュガーソルトってい。 | 作成日時：2019年2月27日 21時
