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継子? ページ16

「ぐへへ、美味そうな人間だな。」




『喋り方キモイ、、、。』






私は任務で鬼狩りに来ていた。

時々こうして鬼を狩っていると思うことがある。



何故時透さんが私を継子したか、だ。




今、私は丙から結構頑張ったおかげで『甲』という一番高い階級になった。

だが、私が継子にすると呼ばれたのはまだ階級が戊だったときだ。



何回か時透さんと合同任務もしたが、二、三回程度でしかも大分人数が多く、私など目につかなかっただろう。






『無の呼吸、壱の型 無音』


「あ?」





鬼の首からつーっと血が流れた。





「は??(なんだ、なんの音もしなかったのに、、、!?)」





鬼の首は静かにコトっと落ちた。






『、、、はぁ〜、、、。』



「Aチャン!Aチャン!ドウシタノ?」


『あ、ピーちゃん。どこ行ってたの?』





私がため息をつき地面にがくっと頭を下げると、鎹鴉のピーちゃんが声をかけてきた。





「陰カラ見守ッテタンダヨ、ソレヨリドウシタノ?」


『、、、いや、なんでもない。』


「エエ?大丈夫?」


『大丈夫大丈夫。』





、、、私はこんなにも出来が悪いのに柱の継子になんかなっていいのか?

度々そんな疑問がわたしの頭の中をよぎっていた。


まずなんで戊の私が継子になったのか分からないし、呼吸法も時透さんと私じゃ全然違う。


時々罪悪感にかられるのだ。






『(、、、お土産買って帰ったら時透さんに聞いてみようかな、、、?)』


『(いやだけどいざ聞いて実は失望されてたとだったらどうしよう、、、。)』






『、、、ううっ、、、。』


「!?Aチャン!大丈夫!?」




『ピーちゃん、、、死にそう。』


「エエエ!!?」





私は色々心の中で葛藤しながら帰ることとなった。

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優衣(プロフ) - そよかさん» 私の無一郎のイメージは9割型ツンデレだからなぁ、、、。どうなるかわからないですね( ˙-˙ ) (2019年11月1日 17時) (レス) id: 3e984029c1 (このIDを非表示/違反報告)
そよか(プロフ) - むいくん尊いんですが、殴っちゃだめ(´×ω×`)この物語すごい好きです!むいくんはいつデレるんですか!? (2019年10月31日 23時) (レス) id: 4c7d50e366 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 風鈴さん» 嬉しいです!これからも更新頑張ります!!! (2019年10月28日 19時) (レス) id: 3e984029c1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 日記の「生きてたわ」が面白かったです!更新楽しみにしてます! (2019年10月27日 23時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - らいあどーるさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!!! (2019年10月27日 13時) (レス) id: 3e984029c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優衣 | 作成日時:2019年10月13日 15時

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