第十一話 契約 ページ13
「…良いだろう、気が変わった。」
席を立ち、満足そうな笑みで此方に向かってくる。
「四年後────君を殺してやろう。」
私も同様に満足そうな笑みだった。
その様子はまるで───悪魔の契約を交わしているかのようだったと、
この光景に立ち会った安吾は語った。
この男、綾辻行人と天才と呼ばれる少女の物語は此処から始まったのである。
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ここからはほんの少しの解説の様なものです、飛ばしてくださってかまいません。
とても長いプロローグが終わりました。
キリが良く終わらせようと思ったのですが、文字数が大いに余ってしまった為、少しだけここで作者が喋らせて戴きます。
簡単な伏線の解説を置いときますので、気になる方は是非。
《堂々と彼女は歩く、元ポートマフィアとはいえど抜けたことは政府どころか、ポートマフィアにも知られていないはずだ。
だが、今は騒ぎも何もなく、人と空気のようにすれ違う。
誰も存在に気付いていないのだ──。》
これは異能力の伏線ですね、監視カメラはループ映像により誤魔化している様子です。
勘のいい方は異能力に心当たりが有るかも知れません。
《「そう言えば、会いたい探偵がいるといっていましたよね…誰のことです？」
ふと思い出し、安吾は尋ねると彼女の肩が跳ねる。
『……綾辻行人。』》
この会話は、事前に写真を見て顔が好みだということを天才は知っていた為、綾辻先生の顔を思い出し肩が跳ねるという場面でした。
《「どうせ電話越しに伝えても断られるだけかと思いましてね。」
『…一理あるな。』
あの探偵のことだ、断る。の一言で一刀両断されてしまうだろう。》
あの探偵のことだ、と随分綾辻行人について詳しい様子です。
この理由はもう少し掘り下げようと考えていますが、正直入るか微妙ですね。
この様に伏線が散りばめられていますが、未だ回収できていない物も多くあります。
完結する目途も立ちませんが、高評価やお気に入り登録、コメントなどでやる気を出す駄作者な為、良ければして下さると嬉しいです。
長くなりましたがここまで見て下さりありがとうございました。
是非とも今後もよろしくお願いいたします。
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蒼月(プロフ) - ┏( .-. ┏ ) ┓ｳﾘｬさん» コメントありがとうございます！面白いと言って下さりとても嬉しいです…！モチベが無くなっていた為、とても助かりました。王子さま良いですよね…私もこの本が大好きなんです…！ (9月4日 17時) (
レス) id: 371a01970c (このIDを非表示/違反報告)
┏( .-. ┏ ) ┓ｳﾘｬ - めっちゃ面白いです！！！しかも異能力名が自分もめっちゃ好きな本なので更に興奮(？)しました。有難う御座います！！！ (9月4日 0時) (レス) id: 2c963f022d (このIDを非表示/違反報告)
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