二十八話 ページ35
霧野side
Aを探していると、全くボロボロになっていない、メグを見つけた。
霧野「…っ、お前、A知らないか…！？」
メグ「…知らない。」
その俯いた顔に若干ムカつき、女子にも関わらず怒鳴った。
霧野「何で皆、知らないとか、知らない方がいいって言うんだよ！？…俺らは、幼馴染なんだ！！お互いのことを知らないと…
あいつを苦しみから救ってやれねぇんだよ！！」
驚いたメグは、俺にとって衝撃的な言葉を言った。
メグ「…あいつはお前のこと、幼馴染だとは思ってねぇぞ。」
霧野「はっ……！？」
メグ「…それに…私から言えることじゃないが、お前にあいつの事情の何がわかる？…無力なお前が、あいつを救ってやれるとでも思ってんのか？」
霧野「…っ…！！」
メグ「おい、なんで答えない？…幼馴染だと、信頼されていると思っていた相手の本性がわかって絶望したのか？
だったらもう決断はでた。
……お前は、弱い。
……あいつよりもな。」
霧野「っ…お前…！！」
俺は…、弱い。
あいつの言う通りだ。
無力で、助けられるような勇気も、力もない。
……でも、
霧野「…俺は行く」
助けたいと思ったから。
なんとしてでも、あいつを救いたい。
メグ「本当に行くのか？…きっと、お前は怖がるだろうな。私もそうだったから。」
霧野「…は？」
メグ「…こんなにボロボロじゃないのも、怖かったからなんだ。…あいつは、ルカと一緒に恐怖の元へと戦って行った。…私も所詮弱い。
お前には、強くなってほしい。
私には出来なかった。…Aを助けることが。
……私は、お前に託す。……頼んだぞ！」
メグは、俺の右肩をポンッと叩いて、
教室へ入っていった。
メグの気持ちを受け取り、走って体育館へ行った。
今日のラッキーイナGoキャラ
フェイルーン
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幽鬼兎（ライラ）(プロフ) - meteorさん» コメントありがとうございますっ！最近忙しいですが、できるだけ頑張りますね！ (2016年4月7日 15時) (
レス) id: 28c829f7f7 (このIDを非表示/違反報告)
meteor - おもしろかったです! 更新、頑張ってください!! (2016年4月7日 14時) (レス) id: 1804c703d2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - わたがしさん» わざわざアドバイスありがとうございます！面白かったら何よりです！このアドバイス、考えてみて凄くいいものだったので、活用させていただきます(^^)ありがとうございました！ (2016年4月2日 4時) (レス) id: 28c829f7f7 (このIDを非表示/違反報告)
わたがし(プロフ) - とてもとても面白いです！アドバイスはほとんどないですね。１つ思ったのは口が悪いのは夢主が昔の蘭丸の好きなひとに合わせたからなら夢主sideの時の蘭丸に対してドキドキしてたり精神的に弱ってるときにもとの口調に戻すともっとよくなると思いました。 (2016年4月2日 1時) (レス) id: 5621a17876 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - おー、さんきゅ！お互い頑張ろねー(o^^o) (2016年3月10日 18時) (レス) id: 28c829f7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月愛 | 作成日時：2016年2月8日 22時
