第4話 ページ5
「じゃあ隣の人に見せてもらえば?」
な、ななもりくん?
ジェルくんの隣は私
つまり私に見せてもらえと?
「ええ案や」
良い案なのか?
「あの〜Aさん。教科書見せてくれへん?」
ここでダメとは言えない
「あ、良いですよ」
「ありがと」
「貸してもらったぜ」
とジェルくんがななもりくんに
話しかける
しかもその報告聞こえてますよ
「良かったじゃん」
「1時限目の数学、始めます」
「ここがこうでこうなります!」
先生がチョークを走らせ説明している
莉犬くんが頭を抱えている
分からないのかな?
まぁ私も分からん!
「はい、みんな教科書見て!」
ジェルくんと共有しなくては!
「はい、一緒に見ましょ」
と言って教科書を見せる
「ありがと。優しいなあ」
さっきもこんな会話した気が
「もう敬語じゃなくてええで。
だって教科書を見せる仲だから」
「分かった!」
教科書を見せる仲とは何だろう
と思ったが敬語じゃなくて良いらしい
92人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅葉餅 - wwww面白いですね!教科書見せる仲wwwwwwww (2020年12月27日 20時) (レス) id: e328b3197a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:成瀬ハチ | 作成日時:2020年12月26日 17時