6人が私の取り合いをしています

第３１話 ページ32

「へっ？もう一回！」

「嫌です。こんなこと言いたくない！恥ずかしいです」

そう言っているるぅとくんの顔はものすごく可愛かった

「うわリア充」

何処かの誰かが言ってきた言葉
リア充なんかじゃないのに

「リア充って何ですか？」

リア充って聞いたこと無いのかな？

「カップル」

「えっ？あー、うん」

何か察したようだ

「おー！るぅとくんだー」

と言って残り五人が走ってきた

「るぅとくんリア充とか言われてたね。しかもリア充の意味知らなくてAちゃんに聞いてたね。
意味知ったとき恥ずかしかったでしょ！？ね？ね？」

いきなり何を言うんだころちゃんは
いつもこんな感じか

「え、いや」

「良いな〜リア充とか言われたい。好きな子と歩いてるときに！ね、Aちゃん！」

ころちゃんすごい事聞いてるな

「あ、う、うん」

「ね、今聞いた？うんって言ったよ！可愛い可愛い可愛いかわい...」

今すぐここを去りたい気分

「うるさい！Aちゃんにそんな可愛い可愛い言ってると嫌われますよ」

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