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「ぐっもーーにんっ!中島くんっ!ふははっ!」
「何々っ!?ふまたんのこの機嫌良さは嵐の前触れ??」
「あぁ……、かもしんないねー」
朝一の仕事場に着いた中島に元気よく絡むと、すでに絡まれた後の佐藤勝利が、面倒くさそうに返事をした。
朝一の仕事は常にテンションの低い風磨が、こんなにご機嫌な様子は珍しい。
それも昨日の出来事が原因なのだが、周りはそんな事など知る由もない。
番組の収録も順調に終わり、中島と控え室でくつろいでいると、勝利が部屋に入ってくる。
「ってかさ、風磨くんはなんでそんなにご機嫌なの?」
「えっ?…ははは!昨日ちょーっといい事あってさ♪あっ、そうだ、中島!確か学校の先生って、新卒でなれれば歳って23くらいだよな?」
「そだね。それがどうしたの?」
「いやいや、大したことじゃねぇの♪なるほどな…、ふふ。」
にやにやと笑い出す風磨を見て、健人と勝利は顔を見合わせる。
明らかに様子は変だが…
「……ほっとくべきかな?」
「…だね。」
とりあえず放っておくことにした二人だった…。
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ふままふ - 風磨君ヤバい! (2014年8月23日 10時) (レス) id: c535008a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪乃っこ | 作成日時:2014年8月8日 1時